「Pythonことはじめ」 その7
# 「Pythonことはじめ」 その7## 特集4 Pythonことはじめ##『日経ソフトウエア』2018年07月号(p.76~p.86)## 目次## 辞書をループで一括処理するプログラム(p.82)## 最後にまとめとして、辞書をループで一括処理するプログラムを作成する。# まず、次のようなカレーライスといった料理が和洋中韓のどれに属するかの辞書を作成する。menu = {'カレーライス':'洋', '親子丼':'和', 'ハンバーグ':'洋', 'ラーメン':'中', 'ビビンバ':'韓', 'ピラフ':'洋'}# 辞書からデータを一つずつ取り出して処理するループの記述は次のよいうになる。# for k, v in menu.items():# 「in」の後ろの記述は「menu」だけでも良いように思われるが、「.items()」を付けるルールになっている。# 「.items」は、辞書が備える関数で、(k, v)というタプルのデータを出力する。# 「k」(keyの略)に辞書のキーが、「v」(valueの略)に値(データ)が入る。# '洋'である料理を抽出するプログラムの作成。for k, v in menu.items(): if(v == '洋'): print(k)# 次に、文章で表示するプログラム。select = ""for k, v in menu.items(): if(v == '洋'): select = select + k + '、'print( select + "がございます。")# 上記を実行すると、「ピラフ」の後ろに「、」が表示される。# これを「負のインデックス」と「スライシング」を使って消す処理。select = ""for k, v in menu.items(): if(v == '洋'): select = select + k + '、'print( select [:-1]+ "がございます。")●上記の実行結果