「独学でイッキに学べるPython入門」 その16 おまけ8 EXE化のまとめ
「独学でイッキに学べるPython入門」 その16 おまけ8〇PythonスクリプトのEXE化のまとめ「pipenv」を用いたPythonスクリプトのEXE化#Python#EXE化#exe化できない#PyInstaller#pipenv参考にしたURL:[B! Python] PyQt5で作成したアプリケーションをPyInstallerでEXE化する - Qiita (hatena.ne.jp)① 仮想環境を構築 PythonスクリプトをEXE化するには、仮想環境下で行う方が良いようです。その理由は、 ・Pythonのインストール方法はいくつかあるため、複数のPythonがインストールされていること があり、PyInstallerがどのバージョンか認識できないことがあるようだ。 ・PyInstallerは、環境下にあるモジュールをすべて取り込んでしまうようなので、仮想環境下で 最小限のモジュールだけをインストールすることで、サイズを小さくできるとのこと。①ー1 「pipenv」をインストールする。 仮想環境を実現するコマンドには、「pipenv」と「venv」が用意されているが、ここでは「pipenv」を使用した。 通常のコマンドプロンプトで、次のコマンドで「pipenv」をインストールする。 (既にインストールしている場合は、毎回インストールする必要はない。) (base) C:\Users\(ユーザ名)>pip install pipenv ・実施例====================================== (base) C:\Users\mlupi>pip install pipenv ==========================================①ー2 適当なフォルダを作成し、そのフォルダに移動する。 適当なフォルダ(ここでは、「exe4Qt」)を作成し、次のコマンドでそのフォルダに移動する。 (base) C:\Users\(ユーザ名)>md (作成したフォルダ名) (base) C:\Users\(ユーザ名)>cd (作成したフォルダ名) (base) C:\Users\(ユーザ名)\(作成したフォルダ名)> ・実施例====================================== (base) C:\Users\mlupi>md exe4Qt (base) C:\Users\mlupi>cd exe4Qt (base) C:\Users\mlupi\exe4Qt> ==========================================①ー3 Pythonをインストールする。 仮想環境に次のコマンドでPythonをインストールする。 (base) C:\Users\(ユーザ名)\(作成したフォルダ名)>pipenv --python (インストールしたいPythonのバージョン番号) ・実施例====================================== (base) C:\Users\mlupi\exe4Qt> pipenv --python 3.9 ==========================================①ー4 仮想環境に入る。 次のコマンドで、仮想環境に入る。 ちなみに仮想環境から出るコマンドは、「exit」。 (base) C:\Users\(ユーザ名)\(作成したフォルダ名)>pipenv shell ・実施例====================================== (base) C:\Users\mlupi\exe4Qt>pipenv shell ==========================================①ー5 必要なライブラリをインストールする。 仮想環境にライブラリのインストール場所を教えるため、必要なモジュールを仮想環境にインストールする。 (base) C:\Users\(ユーザ名)\(作成したフォルダ名)>pipenv install (必要なモジュール名) ・実施例====================================== (base) C:\Users\mlupi\exe4Qt>pipenv install PyQt6 ==========================================② 「PyInstaller」を使用してexe化を行う。②ー1 「PyInstaller」をインストールしていない場合は、「PyInstaller」をインストールする。 (一度インストールすれば、その都度インストールする必要はない。) (base) C:\Users\(ユーザ名)>pip install pyinstaller ・実施例====================================== (base) C:\Users\mlupi>pip install pyinstaller ==========================================②ー2 「PyInstaller」で目的のPythonスクリプトファイルをexe化する。 (base) C:\Users\(ユーザ名)\(作成したフォルダ名)>pyinstaller (目的のファイル名).py --onefile --noconsole 「--onefile」:このオプションを付けないと、複数のファイルになってしまう。 「--noconsole」:このオプションを指定することで、コンソール画面が出力されなくなる。 ・実施例====================================== (base) C:\Users\mlupi\exe4Qt> pyinstaller ResizePicturePyQt.py --onefile --noconsole ==========================================