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テーマ:政治について(19982)
カテゴリ:歴史・文化・伝統
9月6日は、朝から皇孫殿下ご誕生の報道にわいていますが、永田町では、一気に皇室典範改正問題は立ち消えてしまいました。
消極的女系容認論者の高森明勅氏も言う様に、これで男系維持が保障されたわけではなく、二十年もこのままの状態が続けば、皇室に独身の方は愛子様と新宮様しかいらっしゃらないという事態になります。 国会議員連中というのは、とかく空気に流されやすく、また日頃から沢山のテーマを扱っていることで、次々と新しい課題に乗り換えていきますが、ここは安部政権誕生を機に、議論を整理し、そして論議の前提として「皇室の伝統的な皇位継承を維持する観点」に立つことを確認し、再度有識者懇談会を作るとか、特別立法を行うとか、典範改正に着手するとかが必要でしょう。 要は、立論をどこに置くのかということです。宗教界や、旧皇族の意見、そして皇族会議での検討も必要です。今の有識者会議の結論では、自分の家の家督相続について、一族が意見を述べる場がないという馬鹿げた状態にあるのですから、そうした占領政策の中で日本弱体化を意図して盛り込まれている時限爆弾は、さっさと解除してしまいましょう。 もちろんこうした日本弱体化のプロジェクトは、憲法、民法、教育基本法などの中に沢山の時限爆弾が仕掛けられており、その毒がそうとう全身に回ってきていることも事実です。 来る安部政権が、捨て身の覚悟でこうした難題に取り組まれることを期待します。参院選の結果によっては、短期政権になるかも知れませんが、それを恐れずに断行すれば、浮かぶ瀬もあることでしょう。 そう、安倍さんには、日本解体爆弾の特殊処理チームを結成してもらいましょう。 それがないところで、いくら「美しい国へ」だ、「官邸に新たに○○を設置し、官邸主導で取り組む…」と息んだところで、爆弾が山のように残されたままでは、新規事業も中途半端な結果しか残らないでしょうからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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