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テーマ:教育問題について(404)
カテゴリ:教育
論語を基盤とした道徳教育で学力アップ。 かつて高橋鍵彌校長が自らの教育実践を「江戸取流学力革命」という著書に表していたが、気付かない間に校長が退任し、論語による道徳教育も廃止されていたらしい。 一審は、学校の裁量権の範囲内としたが、二審は学校側が保護者に対して説明責任を果たしていないとして保護者の訴えを一部認める判断を下した。 前校長の退任劇と、学校の教育方針の転換について、更に産経には深掘りして欲しい。 (以下転載) 「論語」廃止 「学校選択の自由侵害」 東京高裁賠償命令 保護者側が逆転勝訴 11月1日8時1分配信 産経新聞 「論語」を基本にした独自の道徳教育をしていた茨城県取手市の私立江戸川学園取手中・高校が、勝手に道徳教育の内容を変更したのは契約違反として、生徒の父母31人が学園側に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が31日、東京高裁であった。柳田幸三裁判長は父母敗訴の1審東京地裁判決を一部変更し、学園側に計480万円の支払いを命じた。 柳田裁判長は、学園側が道徳教育を宣伝して生徒を集めていた点を指摘し、入学後の教育内容を変更した点を「十分に理由を説明し、生徒や保護者の不安を取り除こうとする配慮に欠けていた」とした。 その上で、「わが子に最善の教育環境を与えたいと入学させた父母の信頼を裏切り、学校選択の自由を不当に侵害した」と結論付け、学園側に賠償を命じた。 判決によると、同校は県内有数の進学校で、「人格を磨けば学力は伸びる」を教育理念に論語を教育に取り入れていた。しかし、16年7月に当時の校長が退任すると、論語の授業が打ち切られるなど教育内容が大幅に変更された。 1審は、教育内容の変更について、学園側の裁量権を認め、父母の請求を退けた。 判決後、原告の1人で高校2年の長男(17)の父親(52)は「一部だが訴えが認められ、ホッとした。一番の被害者は生徒。学校は判決を重く受け止め、正しい学校運営を進めてほしい」と話した。 江戸川学園・木内英仁理事長の話「判決は承服できないので上告する」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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