江國香織さんの小説を読んでみたいと思ったきっかけは
大ファンの「佐々木蔵之介」さんが初主演の映画が『間宮兄弟』だったから
映画館にも5回ほど通いすっかり間宮ワールドにはまってしまった私は本を買い、DVDも買った
それ以来、初めての江國さんの本
涙なみだの話かと思ってました(^^;
が笑ったり感動したりほのぼのしたり切なかったりの短編集で楽しめました
号泣する準備が万端な人もそうでない人も
体も心も満ち足りていた激しい恋に突然訪れた破局、その絶望も乗り越えてゆくよすがを甘美に伝える表題作等12篇。濃密な江國香織の世界に浸れる待望の短編集。 【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大丈夫、きっと切り抜けるだろう。-体も心も満ち足りていた激しい恋に突然訪れた破局、その哀しみを乗り越えてゆくよすがを甘美に伝える表題作、昔の恋人と一つの部屋で過ごす時間の危うさを切り取る「手」、17歳のほろ苦い恋の思い出を振り返る「じゃこじゃこのビスケット」など、詩のように美しく、光を帯びた文章が描く、繊細な12の短篇。
【目次】(「BOOK」データベースより)
前進、もしくは前進のように思われるもの/じゃこじゃこのビスケット/熱帯夜/煙草配りガール/溝/こまつま/洋一も来られればよかったのにね/住宅地/どこでもない場所/手/号泣する準備はできていた/そこなう
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
江国香織(エクニカオリ)
1964年東京生まれ。87年「草之丞の話」で毎日新聞社主催の「小さな童話」大賞を受賞。89年「409ラドクリフ」で第1回フェミナ賞を受賞。『こうばしい日々』で91年産経児童出版文化賞、92年坪田譲治文学賞を受賞。同年『きらきらひかる』で紫式部文学賞を受賞。2002年「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)