|
カテゴリ:その他
最近は一日中BiPAPに依存している状態であるが、呼吸機能が落ちてくるといつも危険と隣り合わせであることを思い知らされる。
先日のこと。 トイレに行くときは移動中BiPAPを外して運んでもらい、便座に移乗した後コトをじっくり構えるためにカミサンがBiPAPを取りに行って持ってきて装着してくれる。この時は移乗後カミサンがいつものようにBiPAPを取りに行ったのだが、直後に便器に取り付けた肘掛から左ひじが外れ、体勢が大きく崩れてしまった。肺が圧迫されて息ができないし、声も出ない。いつもは直ぐにカミサンは戻ってくるのに、その時は何故かちんたらして戻ってこない。苦しくてだんだん意識が遠のいてくる。もうだめだと思った瞬間カミサンが登場。でもどうしたの?と問い掛けるだけで、なかなかBiPAPをはめてくれない。ようやく装着してくれて助かった。 便器の上で死ぬかと思った一瞬であった。 もう一件。 夜寝るとき僕は1階で寝るのだが、家族は2階の寝室で寝ている。緊急時の連絡は携帯電話を使用しているのだが、最近手が動かなくなって携帯電話の操作が上手くできなくなっていた。そろそろナースコールを注文しようと思っていた頃だった。 12時ごろ一人で寝付こうとしていたら、おもむろに首を横に振った瞬間、BiPAPのホースが突然外れた。腕が動かないから自分で直せない。たまらずカミサンに電話しようとしたが、携帯が上手く操作できない。あせりと共にどんどん息苦しさが増していく。朝までまだ6時間ぐらいある。ああ~こりゃ死んだな、と思って携帯をまさぐり続けていたら、たまたまリダイヤルのボタンを押すことができてカミサンに繋がり、救出してもらった。 心臓バクバクで本当に怖くて涙が出た。 この2件は実は同じ日に起きた。かなりショックで、それ以来BiPAPを外すことや一人になることに相当臆病になってしまった。 それ以来、ナースコールは購入したものの、夜はカミサンに1階で寝てもらっている。またBiPAPに不具合が発生したときのためにアンビュバックを手配した。 これから緊急時の対応マニュアルを整備せねばならないと強く感じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|