|
カテゴリ:家族
先週息子の幼稚園で父親参観があった。
当然僕は欠席。代わりにおばあちゃんが参加してくれた。 ところがクラスで父親不在はうちだけだったようだ。 さすがに息子はへそを曲げてしまい、一部遊戯では体を反応させなかったようだ。 僕に生き写しの息子の小さな顔が意気消沈しているのが目に浮かぶ。 僕はたまらなくなる。ごめんな。 僕も父の死後、小学校の父親参観は楽しんだ記憶がない。ましてや教材で、お父さんネタをやられた日にゃ涙をこらえるので精一杯だった。 「うちの死んだ親父が」なんて平然と口に出しているようになったのは中学になってからのことだ。 でも息子よ、パパはまだ生きている。まだ君のそばにいてやれる。 ただ日常生活や行動様式も変化し、体に妙なホースがつながっているけど、時間をかければこうやって語りかけることもできるし、その気になれば参観だって行けるよ。 君の年齢じゃパパがこうなったことを受け止め、消化するのは不可能だ。時間がかかるし辛いことも多いだろう。 少しずつ受け止めてほしい、僕らは同じボートに乗っているんだから。 そしてママの力になってあげてほしい。 冬の寒さが厳しいほうが花は美しく咲くという。 すべてが君の人間性の深みとなることを期待するよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.17 13:35:49
コメント(0) | コメントを書く |