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日本の年間自殺者数は約三万人だそうだ。理由のトップは健康問題、つまり病気だ。僕自身も情けない話しだけど、精神的、肉体的苦痛に耐え切れず、早くも一日に何回かは、よからぬことを考えてしまう。
理由の2位は経済的理由。貧困や借金苦だろう。このあたり日本人特有のものがあるのかもしれない。僕がいたラテンアメリカはその対極だろう。 モノを売ったはよいけどなかなか金を払ってくれない。現地に精通した弁護士いわく、催促すると人間関係が壊れアミーゴじゃなくなる、アミーゴじゃなくなると二度と払ってくれないそうだ。なんちゅー国だ。 あるメキシコ人と金を回収する交渉をしていた。埒があかんのでこういった。我々日本人は約束には命がけだ、実際たくさんの人がお金が払えず自ら命を絶つのだと。ところがアミーゴたちは、ポカ~ン、て感じで通じやしない。何でそんなことで死なんとあかんの?てな感じだ。価値観が違う。 確か人口当たりの自殺数もかなり低かったと思う。その代わり麻薬に絡むドンパチで年間一万五千人も死んでるのだけれど。 病気に対する向き合い方はラテン式を見習うべきか。アミーゴとは呼びたくないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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