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テーマ:自転車日和(482)
カテゴリ:八丈島(飛行機輪行)編
八丈島の旅から帰ってきました。レポートが遅くなってしまってすみませんでした。
八丈島は、とてもいい島で、ゆっくりできましたが、島内レポートはあらためて、ということで、今回は飛行機での輪行について書いてみようと思います。サイクリングフィールドが一気に広がる飛行機輪行に興味ある人、きっといますよね。 今回飛行機輪行するにあたり、興味と共に不安や疑問点がいろいろとあったのですが、事前に諸先輩方の情報がとても役に立ちました。なので、私も微力ながら…。 ってカタイぞ、マーボー 【輪行の準備編】 旅行前、『ホントにこんな重いもん、持っていくつもり?』と家族から言われ、『確かに重いし…。しかもテロ対策で空港は厳戒態勢だったいうし…、工具や携帯型の空気入れなんか持って行ったら、爆発物処理班が出てくるかもしんないなぁ…』などとビビりながらも、輪行に関する情報を集めながら準備です。 疑問1『こんな重いもの、持っていけるの?』 ⇒もち、持っていけます。ルイガノの重さは約12キロ位(輪行袋含む)。決して軽くはありませんが、歩いて羽田空港まで行くわけではないし、持っていきたい気持ちがあれば全然大丈夫。 電車では最後尾の空間に余裕のあるところに置きました。電車の乗り換えは2度ありましたが、特にトラブル等はありませんでした。 疑問2『飛行機に工具は持ち込めるの?』 ⇒機内持ち込みの手荷物としてはダメ。でも、預ければ大丈夫。預ける際に「自転車の工具」である旨を伝えた方が良いかも。「コワレモノ」扱いをしてくれました。 疑問3『どんな工具等を持っていくの?』 ⇒ハンディツール(レンチ等)、携帯用ポンプ、交換用チューブ、パンク修理セット。※ただし、パンクはしなかったので、携帯用ポンプ以外は使用せず。 <輪行袋への詰め方> 自転車を分解(ブレーキを解除・クイックレリースを外し前後輪を外す)して『輪行袋』につめます。前後輪はそれぞれ両サイドのポケットに入れ、その間にフレームが入ります。タイヤでフレームを挟む感じになります。 今回購入した輪行袋はオーストリッチの「MTB輪行袋」。 より軽量(生地も薄い)のものもありますが、自転車を他の人の手に委ねる飛行機輪行。『自転車』というより、単なる大きい『荷物』として扱われますので、トラブル回避のため、飛行機輪行の場合には、軽量型は避けたほうがいいと思いました。 輪行袋の内部には「この部分がサドルですよ~」、「この部分がギアですよ~」という意味のしるしが付いているので、初めての人でも迷わずに収納することができます。意外に簡単です。なお、ディレイラーを保護するために『エンド金具』をつけます。これは輪行袋に付属していましたが、必須だと思います。装着は難しくありませんが、出発前には練習したほうがいいでしょう。 輪行袋への収納は、最初は手間取りますが、段々手際がよくなりますよ。 疑問4『タイヤの空気は抜いた方がいいの?』 ⇒皆さんのブログなどを見ると、『抜く派』と『抜かない派』の二つの意見がありました。空港では空気圧については特に注意は受けませんでしたが、抜いた方が無難かな(疑問解消していなくてすみません)。現地に着いてから空気圧が気になることもあると思うので、携帯用ポンプは持っていった方がいいでしょう。 疑問5『エンド金具は付けた方がいいの?』 ⇒ディレイラー保護とフレームの歪み防止のため、必須と思いました。輪行袋に付属していない場合には、別途購入っす。 疑問6『ペダルは取ったほうが良い?』 ⇒ペダルレンチが必要になりますが、取ったほうが収納が容易になります。また、出っ張りがなくなるので、持ち運びが少し楽になるのと、輸送時のトラブルを防ぐことができるでしょう。でも必ずしも取らなくても大丈夫。 また、人にぶつかってしまった時の思わぬアクシデントやフレームへの衝撃を避けるため、突起部分などにはボロタオルを巻きつけるなどしました。 が、それでも愛車にアクシデントが!ま、それは後ほど。 疑問7『頑丈なハードケースやダンボールでの輪行ってどうなの?』 ⇒運搬上の安全性、堅牢性は格段に上がると思います。が、ハードケースやダンボールは空港までの持ち運びに難(今回は電車輪行と飛行機輪行がテーマだったので)があるのと、復路で使ったサイクリングヤマト便では原則として自転車を輪行袋に収納することになっているためです。 疑問8『電車や飛行機への積み込みに料金はかかるの?』 ⇒いずれも、追加料金は不要です。 【空港にて】 羽田空港では易損品についての免責書類(壊れても文句言いませんよー。という意味)にサインして、自転車を預けます。また、ハンディツールや空気入れ、チューブなどは一つの袋に纏めていたのですが、リュックの中に入れて預ければ大丈夫とのこと。 ここまで、ちゃんと飛行機に自転車を乗せることができるのかドキドキしていましたが、意外にあっさり手続き完了。 【輪行の洗礼?】 八丈島へ到着し、預けた荷物を受け取ります。自転車もひょっとしてベルトコンベアーから出てくるの?ってんなわけないよね。自転車は係員の人が持ってきてくれていたようです。手荷物受取所に置いてありました。 ということで、飛行機での輪行は無事完了、ホテルに着いて早速組み立てます。 がーーーーーーーーーーーーーーーーッ。 飛行機輪行の洗礼でしょうか…。 フレームにキズがついていました。 しかもロゴの部分…。 自分の手から離れたあと、どんな扱いを受けていたのでしょうか??? あれだけボロタオルを随所に巻いていたのに、なぜフレームに巻いていなかったのでしょうか…。とほほ。復路(サイクリングヤマト便)ではフレームにもボロ布を巻いていましたが、巻いていない部分にキズが…。あらら。 不思議と、そんなにショックでもないのですが、何事も経験っす 疑問9『飛行機輪行でキズなどは付きませんか?』 ⇒フレーム等をボロ布やダンボール、フレームカバーや梱包材等で保護しておけば、ほぼ防げると思いますが、多少のキズは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。 さあ、気を取り直してサイクリング!長くなってしまったので、サイクリング日記はまた次回! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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