四国･愛媛でコーチング　こころは晴れやかゴエゴエコーチ

子どもを叱る(怒る？）ことは毎日のようにありますよね。。。

goo辞書によると
【叱る】
（目下の者に対して）相手のよくない言動をとがめて、強い態度で責める。

【怒る】
腹を立てる。立腹する。いかる。

とありますが、
あなたはどんな風にそれぞれの言葉を解釈していますか？

私の解釈は
【叱る】
相手の成長を願って、強くメッセージを送ること。

【怒る】
怒る側のイライラした感情をぶつけること。
保身のために相手を見下ろすこと。


今日、あなたは何回子どもを叱りましたか？
何回子どもを怒りましたか？

恥ずかしい話ですが、
子どもに対して、本気でキレたことが何度かあります。

自分でもビックリするくらい大きな声で、
子どもを責め立てました。

振り返ってみると、
それは“叱る”必要があったことでもありますが、
それ以上に“怒る”が大きかったように思います。

自分の思い通りに行動してくれなかった。
そのことによって手間が増えた。
子どもとは関係ないことでストレスがたまっていた。

“怒る”起爆剤として色々な要因が挙げられますね。

でも、怒った後に必ずくるのは
“後悔”・・・なんですよね。

なんであんなに大声を張り上げたのだろう。
ママの顔、怖かっただろうな。
傷ついただろうな。
ごめんね、ごめんね。。。。

もう絶対怒らないと何度決めても
今日もまた繰り返してしまう。。。

でも、捉え方を変えると
感情が豊かであるといえるし
自分を表現する事ができるということなのです。

人間らしいじゃありませんか！！


感情のコントロールの仕方や、
感情を相手に上手に伝える方法については
また改めて書くとして、
今日は効果的な叱り方をお伝えします。
怒り方ではなく、叱り方ですよ＾＾

それは、
子どもの自尊心を傷つけないことです。
その子自身や存在そのものを否定しては絶対にいけません。

「おまえはバカか！」
「あんたは死んだ方がいい(いない方がいい）」
「あんたがいかんのよ」

まとめると「you（あなた）は～だ」というyouメッセージの言い方です。

効果的な叱り方は、
その子自身や存在を否定するのではなく、
行動を注意します。
さらに
自分（ママ）がどう感じたかを伝える言い方がグッド！！

「○ちゃんのその言葉遣い、ママはいやだな」
「それをされると、ママはとてもいやな気持ちになるのよ」
「もうちょっと我慢してくれると、ママ助かるんだけどな」

まとめると「i(私）は～になる（感じる、思う）」という
iメッセージの言い方です。

最後に、つい怒ってしまった後でも
それを修繕できるすばらしいフォローの仕方を
お伝えします。

それは、
「でも、○ちゃんのことママ大好きなのよ。
大好きだから、つい本気になっちゃった。
ごめんね」
愛を伝え、オトナも素直に謝りましょう！