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2005.06.01
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つけさせていただきました。 今週もあと２日。 主人も明日の夜帰ってきます。 今日例のごとく次男が高熱。 といってもたいしたことなくて 午前休ですみましたが。 もうね、これは予想できていた事。 やっぱり子供にも朝５時半起床、 夜の９時近くに帰宅っていうのは きついんでしょうね。 保育園にいる時間も１３時間！だし。 毎回こうなる。 まあたいした事なくてよかった。 今日ゆっくり起きて のんびりしたら元気になりました。 実は私が一番元気回復してたりして。 目標のマック禁止も今のとこ死守。 ちゃんと手作りのご飯です。 味はわからんが..... 今日そんなこんなで会社について やっぱり午後からなんで仕事たまってて ４時の休憩のとき食堂でボーッと死んでる私。 そこに同僚の先輩、 彼女は小学生２人のママなんだけど、 が、やってきて 彼女はね～ なんていうかとても癒し系の人。 それで、 大変ね～まだお子さん小さいから。 私も小学校に入ってやっと少し落ち着いたの。 それまで毎日私も走ってた（笑） なんてことをおだやかーな笑顔で話してくれました。 それでお互い大変だけど 愛する家族がいて幸せですよね～とか言って 彼女が お子さんの保育園の同級生２人が この間のスマトラ沖津波で亡くなってしまって、 両親だけが助かった。 あーもうこうして生きてるだけで こうやって生かされてる毎日を 大切にしていけるだけで 十分だね～、と まあそれでも現実には 子供と添い寝→爆睡なんて感じの 本当に大切にしてるか分かんないような 毎日なんだけどさ～ と実に淡々と、 でも胸に沁みる話をしてくれた。 たった１０分の休憩だったけど とても幸せな時間だった。 ありがとHさん。 それでデスクに戻ったら 今度は上司に呼ばれて ××さん、先月の出勤なんですが、 お子さんの通院で遅刻されたでしょ。 そうなんです。 子供って親が仕事始める月とかに限って 病気する。 休めない、遅刻できないときに限って。 はい、すみませんでした。 いや、そうじゃなくて、 うちの会社は基本的に ３回遅刻で１欠勤扱いなんですよ。 このままだと１日分日給で引かれちゃうから、 遅刻した分を 有休で半日休んだってことにしては？ へっ、この人私にズル勧めてるんか？？ ありがとうございます。 でも私３ヶ月は一応試用期間なので 有休はまだ発生していませんので。 はーそうですか、それは残念。 お子さんの事はしょうがない事ですから 極力協力してあげたいんだよね～ じゃあ有休発生したら そういう風にやってきましょうね。 そうでもしないと有休消化できないし。 あんたいい人すぎるー！！ こんな会社あり？？ 神様ありがとー！！ （この上司は私を面接した人である） 前にトニー ブラクストンのドキュメントで 見たんだけど 彼女が年子の２人目妊娠したとき、 レコード会社が 彼女のアルバム発売日を変更せずに すごいおなざりなプロモーションで、 売り上げもいまいちだった。 その番組の中で彼女は 社会はまだまだ女は妊娠したら終わり、 前線から放り出されると信じてる。 でも私は絶対に母親である事を謝罪しない と言っていた。 それで私は頭をガツーンと トンカチで殴られたみたいになって 生きていく姿勢を変えたのだった。 それまで、たぶん特に日本では まさにそんな感じの会社が多くて 特に次男出産前までいた職場では 小さい子がいて誰が雇ってくれると思うの？ 的な事を毎日のように言われた。 基地内での予防接種を 日本の慣習ではないと 有休にしてくれなかったし、 良い母親になるのかお金稼ぐのか 決めろ、とまで言われた。 しかもそう言ってたのは 実際自分が母親である 社長の奥さんだった。 ビアッチ！ お前んとこみたいな弱小会社に いてやっただけ感謝しろってんだ。 どこが雇ってくれるって？ 今の会社名聞いたら あんた腰抜かすだろうね。 まあそれはともかく。 母親である事を謝る必要なんて ないって事、 信じてた事を実感できて すごく幸せでした。 私と同じように頑張って働いてるママ達も くじけず頑張ってほしいな～ そんないい気分な１日だったので これまた日が長くなって 暖かく心地いい風に吹かれながら 駅までの道を 走らずに歩いてみた。 そしていろんな事を考えた。 ２０代の頃は 今よりお金もあって旅行もして 刺激的な毎日。 物質的には何一つ不自由してなかった。 嫌な事を我慢する必要も 一つのところにとどまる必要もなし。 自分中心に生きてなんの問題もなし。 とても自由で人生を謳歌できるはずなのに、 いつも心の中に得体の知れない 空虚感があった。 イライラがあった。 不安があった。 このモヤモヤ感が消えれば、 あとは何もいらないのに、と 空に向かって祈った事もあった。 そして今日、気づいたら いつのまにか、 その祈ってたモヤモヤ感のない私が できあがっていた。 私は聖母でもなんでもないけど 今なんかとてもおだやかです。 まんまる なのです。 前回のストレスの一件でも お分かりの通り 私だっていろいろ抱えてます。 日々の不満や頭痛の種だって 数知れないけれど、 あの頃のような訳の分からない 空虚感はもうない。 でもそれは結婚したからとか 母になったからとか そういうのとは違うと思う。 それらみんな 今までの事みんな 拒否して、激怒して パニックになって、 でも受け入れて、 それでも少しづつ ひとつづつ 自分の信じてきた事を まげないですすんできた。 とても要領の悪い生き方。 でもだからまんまるになれたんだと思う。 そしてそれが私が今までずっと探していた 幸せになるって事なのかもしれないな～ そう思ったらちょうど乗り換え駅についた。 超混雑してる電車が入ってくる。 無表情な人々でごった返すホーム。 私をげんなりさせる見慣れた風景。 でも今日はなんだか大丈夫だった。 心はまだまんまるなままだった。 そしてこのまんまるは もうそう簡単には 誰にも壊されない事を 私自身が分かっている。 私はもう大丈夫。 私の中の私がそう言っている。 You own your day. Nobody can take that. 何かあるたびに義母が私に言う言葉。 そうだね、 私の毎日は私が作る私のもの。 人生も、幸せも 自分で築いていくんだよね。 私がずーっと探していたもの ３４にしてやっと手に入ったみたいだ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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