テーマ:今日の出来事(292894)
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独身の頃お稽古に通っていたお花の先生のお通夜に参列してきました
平成16年に体調不良から病院にいったところ 「ステージ4の卵巣がん、余命2ヶ月」と診断 でも持ち前の明るさと負けじ魂で 『一番具合が悪い患者なのに、一番明るい』とお医者様に言われ退院 そんな頃に偶然再会 「ねぇ見てこの髪形、素敵でしょ♪一度こんなボブしてみたかったの。」 「ホントは抗がん剤の後遺症で髪が抜け、ウイッグなのよ。でもいい機会だったわ^^」 その後またお目にかかった時はすっかり元気な元の先生 わ~やっぱり先生だ!と安心していました。 しかし、昨日朝5時過ぎに病院でご家族に看取られながら お医者様に言われた寿命を2年以上も延ばして53歳で 「みんなにありがとうとと伝えてね」と旅立たれたそうです。 私はもともと高校生の時に華道部でお花を始めて(華道部は他の部と兼部できたので) 就職してからは社内のサークルに入り 退社後、子供を生むまでご近所に住む、この先生に教えて頂いていました。 流派が高校の時と同じだったので続けてお免状も頂く配慮もしていただいたりして。 先生のご自宅でのお稽古は楽しかった~☆ お子さんがいなかったので、大型犬のルーシー(アニーに出てくる犬)を室内で飼っていて お稽古の最中は決していたずらさせず 終了後のお茶の時間になると 片手で(片足)で頂戴と催促してくるルーシーをこよなく愛されていた先生 お茶の時間にはいつも季節にあった洋菓子・和菓子を用意してくれていて お稽古代が逆に赤字になってるんじゃないの?と心配しても 「いいの、いいの。こうしてお話しながらおいしいものを一緒に食べるのが楽しいの」 と笑う先生 可愛いものが大好きな方で、いつもアクセサリーを身に付け 「ねえ見てみて、こんなの買っちゃった♪」なんて なんだか年下みたいだった先生 悩んだ時には姉の様に心配し励まし、時にはしかってくれた先生 そして私の結婚式の前日には我が家に来てくださって ブーケとブートニアを一緒に作って下さった先生 お通夜の後、棺の中の先生のお顔を拝見させていただきました 笑っていて、楽しい夢を見ているかのようでした 棺の上にはパールの指輪とネックレス・・・ 残念なのは、一度お元気になった後今日まで会えなかった事 遊びに行けばよかった 今後、最後のお別れでこんな後悔はしない様 回りの方たちとのお付き合いは大切にしていこう・・・そう思いました 安らかにお眠り下さい。そしてこちらこそ、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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