止まっていた時間が動き始める
1週間ぶりに時計屋さんに行って来ました。1年ぐらいで電池が切れ、いつもメーカーに送って電池交換していたから面倒くさくて、止まるに任せていた時計。家捜しして5年も動いていない時計を持って、例の素敵な方に会うためにいきなりショップに入る勇気もなく、向かいの通りからお姉さんがいるか確認いた!!逸る気持ちを抑えるため、通帳記入しにATMに向かうが、さすがに月曜日 人も多くて待ちきれず、ショップに行くことにした。お姉さんはデスクで仕事していたので、わしには気づかず、思い切って声をかける「こんにちわ」ってお姉さん 「あらー」って覚えてくれている。それだけで嬉しい。先日のお礼(バンド調整)をずっと考えていたことを告げる。お姉さん「そんないいのに~」って言いながらも、わしがごそごそしている鞄から取り出すのを待ってる様子?「売り上げに関わるもんがいいかなぁって思って」止まった時計を差し出した。お姉さんの表情からは何も読み取れない。だって笑顔なんだもん「保証書あります?」って聞かれたから「家にあるよ」って答えると、「凄いですね。よく保管してますねぇ。あれば無料になるから持って来てもらったらお得ですよ」って言われた。その後よくよく話を聞いてみると、メーカーの保証書でなく、ショップで電池交換した保証書のことだった。結局お金はかかるけど、お姉さんの売り上げにしたかったから交換してもらうことに。1,575円で3年間電池保証なんて安いなぁ。1年で電池切れるからお得だよね。電池交換してもらう際、「10分ぐらいで出来るから、後でお越しになられますか?」って聞かれ、「特に用事もないんで見学させてもらいます」って答える。だってねぇ 話ししたいじゃん!とは言えなかったけど。作業しながらも色々話したし、質問もされたなぁ。自分が緊張してるのがよくわかる。でも始まりがあれば終りは来るもの。そして作業終了5年も止まっていた時計。目の前で動いている。自分の失われた時間が動きだしたような錯覚さえ覚え、しばらく眺めてしまった。 代金支払ったら、帰らなあかんわね。帰り際「わざわざ持って来てくれて嬉しかったですよ。時計止まったり故障したりしたらいつでも来て下さいね。」って言われ、「持っている時計全部よくしてもらったから、当分何かあるとは思えんねぇ。残念じゃけど」ってわし。「今日の時計 不具合起こしたら1週間以内になら返金もするから来て下さいね」ってお姉さん。「じゃあ その時は来ますね」と告げ、店を出ようとして1歩進んで振り返って「ありがとう」と言った。振り返った瞬間、お姉さん何?ってきょとんとしてたような気がする。まだ、話したかった。彼氏がおってんのか?とか食事に誘う事も出来なかった。結構っていうよりかなりの小心者。唯一 お名前がわかっただけでもよしだなぁ。自分の中ではいい時間がすごせた。癒されているのがよく分る。だからまた癒されに行ってみようかな?分不相応な望みはいけんけんね。明日、ホワイトデーだ。何かお菓子持って行ったら変だよなぁ。