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テーマ:"あすの日本を考える"(493)
カテゴリ:こころに響く言葉
政治を動かすピープルパワー
以前国連事務総長の顧問をされた モーリス・ストロング氏の基調講演から 抜粋します
「私は長年地球憲章に携わってきました。 これは広範な倫理原則を打ち出したもので、地球そしてお互いのために、人、国がどのような活動を取るべきか、示したものであります。 そしてその結果、多くの人がこれを支持するに至っております。 私は長年、この運動に携わってきた者として申し上げますけど 現在われわれは地球上の生命の生き残りにこれまでにないリスクに直面しているということです。 生き残ることができるかどうか、われわれの手にかかっています。 悲観主義であきらめてはいけません。 もっと楽観できるものを探さないといけません。 われわれは希望をもって、不安なリスクに立ち向かう能力をもっているのです。 いろいろな情報に対するアクセスを持ち得る時代、知識にアクセスを持ち得る時代、お互いにコミュニケーションを取り合って、同じ関心事について話ができる時代であります。 さらに多くピープルパワーの時代があるかと思います。 政治的な意思を動かしていくピープルパワーです。 そして政治、政府、システム、政策を変えていくためのピープルパワーです。 これは抽象的な概念ではなく、各個人が「約束(コミットメント)」を持ち出すことによって実現できるのです。 一人ひとりが何ができるかを考え実行に移すことです。」
滋賀県 信楽町にある MIHO MUSEUMが昨年10周年を迎えました これは MIHO MUSEUM10周年の行事の一つである、11月5日にびわ湖ホールで行われたシンポジウムでのお話です
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