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カテゴリ:お仕事・お勉強
今日は「岐阜県高等学校教育相談下記研究大会」に出席してきました。
僕は学校の業務は「教務」なので、「教育相談」ではないのですけど、普段の実践には絶対に必要だと感じていたので出席することにしました。 今日の講師は、広島大学大学院教育学研究科 教授 栗原 慎二 氏でした。 内容は、「ブリーフセラピーを生かした学校教育相談の実践」です。 ブリーフとは「短期」と訳されるようです。 だらだらと受容だけをする相談ではなく、共感し相手を元気づけ、問題解決に向かう姿勢を応援する。そんな内容の話でした。 これって、SSTの精神にも通じる部分が多くあります。 生活の問題に立ち向かうのは当事者本人であり、私たちのすべきことは、当事者が問題に立ち向かえるように勇気づけたり、気持ちに力を持たせることなんだと思います。 そのためには、良き理解者となり、「特別な他者」という存在にならなくてはいけない。 そう、私はいつも言っている「好きな人の話でないと聞けません。」ということと、共通点がいっぱいなんです! でも、そこはカウンセリングの視点からの話なので、いかに話を聞き、整理し、反応するかと言うことを、丁寧に教えていただけました。 「自分は出来る」と思えないと、人は物事に向かうことはできません。 「できる」という気持ちを引き出すには、やはりその人を理解して、一緒に適切な課題を設定し、それに向かって行くということをしなくてはいけません。 そのためにも、相手を愛し、気持ちを見抜いてあげることで、「特別な他者」という存在にならなくてはいけません。 そう、誰にでも一人はいるのではないでしょうか?忘れられない恩師とか、尊敬する人。 別にすごいことをする必要もない。 ただ、ちゃんと話を聞き、理解をして、適切な反応を返すだけでよい。 大きな賞賛より、小さな賞賛をたくさんもらえた方が力になる。 それらの言葉は、私の基本理念にピッタリはまりました。 先の発達協会のセミナーとも合わせて、とても良い学びが出来ました。 さて、明日からの旅の準備をしなくては!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月05日 20時30分55秒
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