やましんの独り言

昨日はNPO法人「そら」の、生活支援塾「そらまめ」のSST講座でした。
今回の３回は「社会人としての身だしなみ」がテーマでした。

１回目、服装について
２回目、身だしなみについて
３回目、あいさつについて

そして、今回「インタビュー」形式で、質問したり答えたりという活動も入れました。



この日も出だしから、前回で学習した「身だしなみ」についてから復習しましたが、しっかり寝ぐせがついていたり、鼻毛が切っていなかったり、また耳垢が大変たまっている方もいました。



インタビューは2回目と言うことで、前回よりかなり上手になっていました。
それでも、こうやって改まって人に質問したり答えたりというのは、発達障がいの方にとっては、なかなかに難しいことです。
だからこそ、慣れた仲間と一緒に練習し、最低限の受け答えが出来るようにしておくことは大切なことだと思います。



そんな改まった質問は難しいし、なかなか自分の事を端的に語るのは難しいのですけど、自分の興味のあることについてはどんどん話したいし、人にもぶしつけな質問をいっぱいしてしまう方もいたりして…
発達障がいの方って、なかなか生活するのが大変なんだと実感します。



それでも、こうやって回を重ねてくると、みなさんの成長を実感できます。
今年度から受講されている成人の方々も、最初はあいさつなど全く出来なかったのが、「おはようございます！」「失礼します！」「お先に失礼します！」などの挨拶が自然とできるようになってきました。

やはり、「未学習」「誤学習」なんだと思います。
学ぶことはいくつになっても必要なんだと思いました。