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カテゴリ:お仕事・お勉強
雑記3
オーストラリアの教員は、自分の担当教科以外は教えない。 進路指導などもしない。 放課後のスポーツ活動のコーチは、学校が別に契約する。 地域のクラブ活動も盛ん。 ボートやオーケストラなどの、道具にお金のかかるものについては、学校が用意して貸し出すこともある。 当然、道具が高額なクラブは学校にとっても負担となるので、廃部になる場合もあるらしい。 それは専門学校のTAFEにもいえることで、専門の道具をそろえ、少人数クラスで授業をして、それでいて授業料が格安なTAFEは、オーストラリアの財政の重荷になっているのは間違いない。 よって、統廃合の動きもあるし、認定しているキャリアの数を減らすうごきもあるようだ。 オーストラリアの教員はストライキも行う。 そうなると、子どもが学校にいけないので、親は大混乱になるらしい。 オーストラリアでは、12歳以下の子どもを一人で家に放置するのは法律違反になるようで、職場を休んだりすることが必要になるらしい。 そんな教師の授業時間は9時から3時まで。 部活をしないので日本の教師の感覚からすると、かなりゆとりがあるように感じられるが、忙しいと言っているらしい。 以前アメリカの教育関係者に、日本の教員の勤務状況を話したら「クレイジー」と言われた。きっとここでもそう言われるのだろう。 オーストラリアは4期制で、11月にHSC(高校卒業試験)が終わっている。 新年度までに6~8週間の休みがあり、教師はよく海外旅行をしているらしい。 オーストラリアの保護者は、子どもにスポーツや音楽をしてほしいと考えているが、中国をはじめとしたアジア系はそうではないらしい。しかし学習への熱意は高いので、成績はよくて、エリート校への合格率もたかい。 ただ、そんな学業重視の考えを、オーストラリアの人たちはよく思ってはおらず、人間的に欠落していると感じているらしい。 ちょっと上から目線的な感じも受けるこの意見。やはり町に走っている車も、超高級車からぼろぼろの中古車まで様々、これがこの国の抱える問題なのかもしれない。 貧富の差はかなりあるのではと感じた。 写真はメルボルンの路面電車です。 いろいろなペイントがされていておもしろいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月18日 20時15分25秒
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