ここにまで不況の波が…
先日、職場の作業室で偶然一緒になった同僚が、ぼそっと漏らしていた。(この同僚は進路担当の人です。)「今年は厳しい…」気になったので、ちょっと聞いてみた、「それって、不況の影響?」答えは…、即答。「そう!」…でしょうね。企業が自分たちが生きるか死ぬかという状況に追い込まれているときに、悠長に「障がい者雇用」なんて考えていられませんよね。だって、正規の雇用だって控えているご時世に、そりゃぁ無理でしょう。今年は難しい進路指導になるでしょう。来年度はもっと苦しくなるでしょう。これが現実…自立支援法では立派なことを言っているけど、結局の所、ちゃんとした予算措置をしないと雇用は進みません。だって、どうやっても動きが制限されたり、知識理解に難があるから「障がい者」なんです。何もかも他の人と同じことを要求されたって無理です。働き方自体を変えていかないとダメだし、行政も本気になって取り組まないと、一般就労なんてますます遠のきます。福祉就労もままならない昨今。卒業生達に、一体どこへ行けというのでしょうね。エライ人たちに、この現実を直視してもらいたいものです。ホテルのバーで酒を飲んでいる場合ではないのですよ。A総理!!!