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GWからずいぶんと経ってしまいました。
今年のGWはとても大切な用事がありました。 恋人との初めての旅行、高校以来の京都。 20代の頃から、なぜか私はずっと 『30歳になったら京都に行く』 と言っていました。 なぜかは分かりませんが、ずっとそう言っていました。 恋人とお付き合いして、彼が毎年GWは京都に行っていることを知りました。 今年の初め、 『一緒に京都に行きませんか?』 と聞かれた私。 私にはバスケがありましたので、昨年のGWはプレーオフで東京に行っていました。 今シーズンは2チーム増えたおかげで、1週ずれてのプレーオフセミファイナル。 一緒に京都に行くことになりました。 1月のうちにホテルを予約して、高速バスで仙台から11時間! バスの中では、運良くトイレ近くの席で、足元もフカフカ、ベッドのように快適な座席でゆったり過ごせました。 京都では、修学旅行以来の清水寺や、平等院を見て、祇園をねり歩きました。 メインは5月5日の藤森神社でのお祭りです。 彼がバックパッカーをしていた頃、チベットで知り合ったおじさんの地元の大きなお祭り。 日本に帰ってきてからは毎年行っていて、駈馬神事という馬の上で芸をする催しに参加しているのでした。 お祭りの仲間はたくさんいて、私を彼の彼女として歓迎してくれ、大変喜ばれました。 ただ、病気持ちの私には、やはり活気ある大きなお祭り(しかも地元ではない)は、かなりの緊張と負担を伴うもので・・・ なんとなく不安や怖さがあったので、薬を飲んでいたものの、徐々に手が震え始めました。 行列に参加するために装束を身に着けた彼が隣にやってきた時、すぐに気付いたらしく、何も言わずに手を握ってくれました。 その途端、サーっと涙が流れ、止まらなくなりました。 発作が起こる覚悟はあったのですが、どうにも収まらず、苦しかったです・・・。 それでも何も言わずに、ずっと傍で手を握り、髪や背中を撫で続けてくれた恋人のおかげで持ち直すことが出来、2回目からの彼の演技を見ることも出来ました。 彼にとっては、病気持ちの彼女を遠くへ旅行に連れて行くのは、とても勇気がいることだったと思います。 でも、嫌な顔ひとつせず、いつも私を気にかけて、安心させてくれました。 知らない人に囲まれることを苦手とする私を、あの大きな会場に連れて行くのも勇気がいったでしょう。 実際に発作を起こし、多くの人に心配と迷惑をかけてしまいました。 けれども、彼は『楽しかった』『幸せだった』『miyaさんにたくさんパワーをもらった』と言ってくれました。 思えば初日のバスの中、彼は私が眠るまでずっと手を握っていてくれました。 5つも年上の三十路の彼女のを、です(笑) 私は本当に、この人に出会うべくして出会ったんだなぁと実感しています。 こんな素晴らしい人に大事にされている自分を、私自身が大事にしなければなと思いました。 これから毎年京都に行くことになります。 少しでも彼の負担にならないように、常に人の多い場所へ行ってみるのも治療の一環なのかもしれません。 聞くと過酷な2泊5日の京都旅行でしたが、私にとっては、楽しく幸せな、最高の旅行でした。 また、彼のお母さんとおばあちゃんに会うことも出来ました。 とても美人で素敵なおばあちゃんと、彼にそっくりな面白いお母さんで、素敵な恋人の育ってきた環境は、やっぱり明るく楽しい家庭だったんだなぁと、垣間見ることが出来た気がします。 その2日後、バスケで東京に行った時は、さすがに体力の限界を感じてしまいましたが・・・。 夏までにはアパートを引き払って、恋人の家へ行こうと思っています。 あそこは、私にとっては癒しろ地・・・。 山々は緑が溢れる素敵な季節になりました。 31歳も、たくさんの方に感謝して過ごせている、幸せな毎日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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