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テーマ:旅のあれこれ(10256)
カテゴリ:世界一周 ザンビア・ボツワナ
ザンビアの首都ルサカから、タンザニアの首都ダル・エス・サラームまで
バスを使ってしまいました~!30時間弱!! 最もポピュラーなルートは、 ルサカ(バスなど) ⇔ カピリ・ムポシ カピリ・ムポシ(タザラ鉄道) ⇔ ダルエスですが、 タザラ鉄道の出発日は、毎週火・金の午後の2便のみ。 時間がいくらでもあれば、それに合わせて待つことも出来たのですが、 今回はバスを選びました。・・・と言うより選ぶしかありませんでした。 あ~、鉄道好きの私としては、タザラ鉄道に乗りたかった~!! ・・・というわけで、ルサカのバスターミナルへ!! ルサカのバスターミナル!飲食料の販売他、美容室もあり、トイレではシャワーも浴びられる このバス、と~~~っても高いっ!! 列車だと1等でも日本円で5500円くらいなのに、バスはZk250,000(7500円)!! ああ、ちゃんと鉄道のスケジュールに沿って動けば良かったと後悔・・・ 夕方の4時出発、6時にはすっかり暗くなってきました。 勿論こんなバス、ツーリストは私一人しか乗ってませんっ!! リビングストンからルサカへの6時間のバスは、途中休憩もあり、 そこのトイレもびっくりするくらい、普通にキレイだったので、 いくら長距離でも3時間に1回は休憩というものがあるだろう!・・・なんて、淡い期待を抱いていた私。 なんとなく、ラオスから中国へ抜けた40時間の事を思い出しました・・・(苦笑) バスは停車するにはするのですが、意味不明な停車ばかり。 深夜にバスが停車し、何人も外に出たかと思えば(男性は用足しもあるけれど) 気になって窓から外見たら、つかみ合いのけんかになっていたり・・・ な、な、何が起こっているの??? 揉め事が長くなりそうだったので、 ゴスペル歌ってそうな女性(←また勝手な・・・)が外に出るのを見つけ、 「もしやトイレ?」と、くっついて行ったのでした。 そう、もちろん、トイレ休憩なんて豪華なものは存在しないのです!! だけど、ラオス-昆明の時のそれとは違い、 こちらの女性達は、暗闇に暗闇に・・・と急ぎ、 「ここなら暗いから大丈夫よ」と”場所”を選びます。 ラオス-中国の田舎の、いつでもどこでも構わずに、道路で一直線はありえません! ちなみに、不必要な感じの警察の検問所がたくさんあり、 その度に停車、そして食べ物・飲み物の売り子がズラズラ~っとバスの周りにやってきます。 そうしている間に、早朝国境に到着しました。 タンザニア時間で8時にゲートがオープンするようで、まだ1時間ばかりありました。 国境にはやたらに人がいるんですよね~ バスを降りてみると、闇両替屋を含め、いろんな輩がわんさか! トイレの件でちょっと仲良くなったゴッドシスター(勝手に心でそう呼んでいた)たちにくっついて、 私も外に出てみました。 だけど彼女たち、どこに行くのやら?! 国境近くの建物の裏に、そのまた裏にあるモーテルに入っていくのです。 部屋の1つをノックして入っていくのです。 そこには上半身裸の黒人男性が2人ベッドの上におりました。 キャ~、私、何てところに来ちゃったの!?! 連れ込み宿?!麻薬の取り引き現場?! ゴッドシスターたちは、一体何者なの?!?! ・・・と、心の中でビビッて、慌てふためいていた私 勝手に私が勘違いして慌てていただけですが・・・ どうやらゴッドシスターたちのお友達のようで、早朝いきなり行ったので まだベッドで寝ていて裸だったようです。あ~ビックリした そんな私をよそに、彼女たちは、歯磨きやら洗顔やら化粧をし始め、 バスの文句を彼らに言い始めました。 言葉は分かりませんが、何やら昨夜の一件は、ドライバーライセンスに問題があったようです。 いつもルサカ-ダルエス間を走っている、スカンジナビア・エクスプレスは コンゴ(コンゴの会社なの?!)政府の要請でクローズ中らしいです。 何かしでかしたのでしょうか?! ・・・っていうか、私、何やってるんでしょうか?! このモーテルの一室で、黒人女性3人と、黒人男性2人の会話に混ざって (混ざってはいないか・・・) ちなみにこの国境付近は、ちょっと危ない感じ。 一人で歩いていると、走ってまでいろんな輩がついてきます そんな時、ゴッドシスターズは、 「ちょっと!私たちのシスターに近寄らないで!」 「私のシスターなんだから、あっちいきな!」 と、私をシスターと呼び、いつでも守ってくれちゃうのです う~~ん!!なんとも頼もしい 彼女たちのおかげで、闇両替屋ともかなり良いレートで取り引きする事ができました♪ 国境周辺をブラブラ・・・ そして頼もしきゴッドシスターズ!! そしてまだまだバスは走り続けます・・・ ダル・エス・サラームは治安の悪い街。 日本人もそうですが、被害に遭ったという話が後を絶ちません。 リビングストンで出会った韓国人の医学生からも、またしても怖い話を聞きました。 彼女がダルエス滞在中に、同じ韓国人男性2人がザンジバル島からの船をおりて 朝歩いていたところ、7人組に襲われ羽交い絞めにされ、 パスポートも財布も何もかも持っていかれたそうです。 予定では、バスは24時間後の夕方に到着。だけどもうすっかり夜・・・ だんだん不安になってきました。 宿も予約していなかったので、慌てて休憩中に電話しておさえましたが、 その後も「かなり遅くなるけれど、部屋を取っておいてください~~」と連絡。 とっても不安な私だったのでした。 ダルエスに到着したのが夜の10時半。 まさかこんなに遅くなるなんて!! 最初に郊外にあるウブンゴ・バスターミナルにまず到着し、 それからダウンタウンのカリアコーまで行きましたが、 またそこが、真っ暗でぽつぽつっと暗闇に黒人が立っていて、怖いのなんの~~~ 絶対悪人の顔をしたドライバーのタクシーに乗る事になり、 やっぱり、”怪しい顔”と思った人は、悪いことをするものだと実感したのでした(苦笑) 怪しい土地では、いつもは料金を紙に書かせて値段交渉したりしてますが、 この時は、「とにかく早く宿に・・・」と、怠ってしまったんですよね~ やられました。言ってきた値段よりどんどん上っていって・・・ 言ってきた値段もきっと法外なものだったと思いますが、200円余計に取られました。 ・・・って書いてみると、安いものですね(苦笑) 真っ暗な深夜のダルエス、数百円で安全に宿まで運んでもらえただけで有難いですよね?! さて、気を取り直して・・・ 今回のバス、長くて飽き飽きしましたが、ちょうど夕方頃に国立公園の脇を通りました。 道路のすぐ傍の草原に、普通にインパラ、キリン、シマウマたちがいるのです!! 少し遠くにゾウの群れまでも!! アフリカってすごいっ!! バスの窓から野生動物が見える~♪ ←ワンクリックお願いしま~す♪ (ブログランキングに参加しています!!) ←宿情報・移動情報はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 23, 2008 12:36:17 PM
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