ある日のこと。


フェアリーな笑顔を習得するために、

鏡に向かって練習していたところ、

えらいことに気が付いた。









前歯かけてーら。



あばば、あばばば・・・！！

こりゃいかん！！



私はすぐさま歯医者に予約を入れた。

その歯医者にはもう何年もお世話になっている。



子どもの頃、通っていた歯医者は腸おっかなかった。

大人になってから通っていた歯医者もおっかなかった。

どうも歯医者と言うとおっかないじじぃが出てくるイメージなのだが、

この先生はまだ４０歳くらいでバカなのだ。

しかも腕がイマイチなのだが、面白いのでココに通っている。



猫を飼うべきか迷っていたときも、

「三十路が猫飼うと嫁に行けなくなるからやめたほうがいいんじゃないの？」

と、言っていた。

・・・ある意味、当たっていなくもない・・・。



そんなこんなで１年半ぶりくらいに行ってみた。

しかもこの日は合コンであった。



ココヤム：「今日、合コンなんで完全に可愛くしてください！」

歯医者：「また！？」

ココヤム：「可愛くしてください。」

歯医者：「・・・酒は飲めるようにしてあげるよ。」



答えになっていないではないか！



ここから先は治療中のため私はしゃべることができない。



歯医者：「・・・プッ。」　（前歯を見て笑った。）


歯医者：「あ、ヤベ・・・。」　（何か失敗したようだ。）


歯医者：「ついでにこっちも削っちゃおうっと。」　（どの歯を！？）


歯医者：「最近の麻酔は痛くないんだよ。」　

ココヤム：「・・・いでぇよ。」　（涙でた。）



そんなこんなで私の前歯は無事に修復はされた。

しかし麻酔を何本か打たれたので顔の半分感覚がない。

このままお酒を飲んだら、口の半分からピューって出ちゃう。



お土産に歯ブラシももらった。



歯医者：「ところで○○さんってまだ○○さん？」　（○○の部分は苗字です。）

ココヤム：「○○という名前で予約を入れたのでまだ○○ですよ！」



最後に歯医者はこう言った。









コノヤロウ!!









違うよ、違うよ、くーちゃんのせいじゃないよ。（ｼｸｼｸ）



その後、麻酔が取れるのに３時間もかかった。

絶対歯医者の陰謀だと思う・・・！！



そんな合コン秘話はまた後日ぅ～ン♪

では、ごきげんよう～～！






お笑い芸人の合コンに学ぶ心理戦術