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カテゴリ:子供
以前、親子3人暮らしの家庭で、父親が留守の間に母親が病死し、残された1歳の子供が餓死してしまったという痛ましい事件があった。
亡くなった子供は砂糖などの食料品が置いてある傍に倒れていたという。 食べ物がそこにおいてあるというのはわかっていたらしいのだ。 この悲惨なニュースを聞いて以来、万が一にも運悪く相棒出張中に自分が倒れたら、子供が生きていけるかどうかがすごく気にかかるようになってしまっていた。 普段食が細い息子だが、おなかが空くと、自分で目に付いたところにあるジュースやパンや菓子を持ってきて、食べさせろとせがむ。 しかし、自分自身で中身を取り出して食べることはできない。 まあしかたないか、まだ2歳だし。 ところが今日、ぐずる娘に授乳中、おなかが減ったらしい息子は台所に行き、何やらごとごと音を立てている。 私の方へやってきたので顔をみると、うわ!ごはんの塊を手につかんで食べていて、顔や体がごはんつぶまみれ。手にはしゃもじが。 きゃぁぁあ、なにしてんのぉ~!と叫びつつ、台所に行くと炊飯器のふたを開けて、中の残りご飯を一生懸命からっぽの鍋によそっていたらしい。 よほどご飯が食べたかったのだな。 私の叫び声に、また叱られるのだと思って身を硬くしていた息子だったが、私としては嬉しいいたずらだったので、大笑いしてしまった。 ああ、親が突然いなくなったとしても、息子はしばらくは自分で命をつなぐことができそうだ。 多少お行儀悪くても、後始末が大変でも、大事なことだから、母ちゃんは嬉しかったよ。 ・・・しかし、気をつけないと大好物のじゃがりこ、隠し場所から発見されたら一発でなくなるなぁ(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.18 15:10:15
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