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テーマ:徒然日記(23494)
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最近安倍総理に対する評価が厳しくなってきてます。
わたしゃ単なる一庶民ですので、新聞記事などの報道によってしかその発言や意向を汲み取ることしかできません。 ともかくも、政治家としての信念、政治手腕、個人としての人柄、運の強さ、そういったものが人並み優れていなければ一国の首相という立場には立てません。 ですので、私は安倍首相という人は素晴らしい人物であろうと思っています。 御曹司として人への情に厚く、礼節をわきまえる常識人なのでありましょう。 けれども、性格が良くて頭がいいだけでは権力者として不足です。 人間は誰でも聖性と悪魔性を持ち合わせています。 それが大勢寄り集まった時の巨大なエネルギーを統括できるだけの、いわば人外の能力が国のトップには求められるのではないでしょうか。 今まで、それを持ち合わせないトップには妖怪のような補佐役がサポートしてきた。 けれども、前任者の小泉首相は足かせともなりうる、そういった補佐役(個人も、機構も)を徹底的に排除し、牙を抜いた。 その結果、今までの常識的政治手法をとろうとする安倍氏の足元は頼りなく不協和音が絶えない状態に。 このままでは、日本の行政機能は地方自治体にとどまらず、国家単位で本格的に壊れるかもしれませんね。 人の上に立つ者の器は、権力を手にしてみて初めて自己にも他者にも見えてくるものです。 幻想を武器にしながら、小泉氏は権力をしっかりとつかまえて離さなかった。 権力をつかまえる握力が弱い安倍氏が今後どの道をたどってどこへたどりつくのか。 日本がもう今までとは全然違う国になってしまうのか。 本当に読めなくなってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.10 14:51:33
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