台風も去り、ようやく天気が落ち着いたので、お出かけしたいしたい病になっていた息子を連れて、再び駅前のショッピングセンターへ行くことに。
今度は娘は義母に見てもらって、二人だけのお出かけ。
バスに乗ってうきうき、駅前のタクシーやら駅に乗り入れる電車やらを見てご機嫌になった息子。
さて、ショッピングセンターでの買い物の目的は、ビッグサイズの相棒の夏服購入と、台風の間我慢していた息子におもちゃ購入、さらに娘の離乳食とオムツ。
まず、相棒の服を見る前に私の夏用の帽子とタオルハンカチを探していると、姿を消す息子。
実は息子はお店での一人かくれんぼがすきなのだ。
ドラッグストアなどに連れて行くと、必ず遠くの棚の方へ走って行き、しばらくすると戻ってきて「あー、ママ居た!」と嬉しそうに笑う。
それでまた安心して違う通路へ走って行き、戻ってきて「ママ居た!」
これが彼の大好きな遊びなんですが。
ここは我が家の近所とは違って、人も多けりゃテナント店も多い。
商品の品揃えも種類、量とも豊富なので通路は狭い。
すなわち迷子になりやすい。
婦人小物コーナーにいたときは、鏡が多くあったので私もちょろちょろする息子を把握していたのだけれど、相棒の服を探しているうち、息子の姿が本格的に消えてしまった。
「ありゃりゃ、これは」とあせっていたら、金切り声の悲鳴が。
声のする方に駆けつけると、涙鼻水垂れ流して号泣する息子と、やさしく話しかけてくれてる店員さん。
なんせ息子はまだ自分の名前が言えない。
話かけても泣くばかりなので店員さんも困ったろう。
おわびとお礼を言って、手を引いて「ママの傍にいなさい」と言い聞かせる。
ところが再び消える。
またしても悲鳴。
駆けつけると、今度は通りすがりのお客さん二人連れに話しかけてもらってる(汗)。
ただ泣きじゃくるのみの息子。
再びおわびとお礼を言って、今度はしっかりと手を握って会計を済ませる。
さて、次はおもちゃ売り場と思っていたら、独身時代結構好きだった神戸のお店がテナントで入っているではないか!
ここの子供服かわいいなー、と前から思っていたのでちょいと立ち寄る。
子供向けのビデオを店頭で流しているのに、息子はじっと見入ってるし。
安心して息子と娘の服をあさっていると・・・また消えた!
声を頼りに探すと、ええ、隣のテナントの若い美人な店員さんに優しくなだめてもらってました(3回目だよ:嘆息)。
ずっとそんな調子で親子とも疲れ、本当は二人で外食したい、書店にも寄りたい、ママの服も見たいなんて思っていたけど全部パス。
用件だけ最低限で済ませて帰ってきました。
しかし、泣き叫んでくれるので探せるからまだ助かる。
これが泣かずにどんどん行ってしまう子供(かつての私だ:汗)だったら本当に冷や汗ものだなぁー、娘は私に似ているみたいだからかなり心配(滝汗)。
子供の頃、デパートで迷子になり、母親とようやく会えた時、思いっきりほっぺたを平手打ちされたもんだけど、あの時の親の気持ちがわかるなぁと思ったです。
しかし、とにかく自分の名前と年齢が言えるようにしておかねば!
そして迷子札を作っておかねば!!