※注 読書感想文ではありません!
『南房総ホルモー』
著者 なかさん 発行 刊行未定
ちまたで大評判の青春小説、『鴨川ホルモー』著者 万城目学。
この小説により、京都では「ホルモー」なる鬼たちを使ったゲームがひそかに行われていることが明らかになった。
なんと!我が家が住まいする、ここ房総半島の南部でも実は「ホルモー」が行われていたのである。
わが息子、ぴよ蔵が式神を使って戦闘するメンバーの一人であったのだ。
なぜわかったのか。
本日ぴよ蔵が耳をつんざく金属音で絶叫しつづけていたのである。
どうしたって泣き止まないその様子は、だだこねてるという範疇をはるかに越えてパニックに陥っているのだ。
これは使用しているオニ共が敗れた結果、息子の体の奥底の深いところから湧き出てきた絶叫であるに違いない。
あなおそろしや、「南房総ホルモー」。息子の所属チームは東京湾ホワイトタイガータイガーじれったいがーとでもいうのだろうか。
あんだけ絶叫し続けてるってことは、よっぽど弱いチームなんやね~。
・・・ま、そんな冗談はさておき。今日は一日機嫌があまりよくなかった息子、娘を突き飛ばしたので(娘は壁に後頭部を打ちつけた)叩いて叱ったところ、大泣き。
絶対謝らないと金切り声で叫んでましたが、強引に謝らせた。
その後、疲れて夕食前に寝入ったのですが、1時間ほどで目を覚ましてからパニック号泣。
いつものなだめ方を色々試しても全て受け付けず。は相当すごくて、今までに無く激しく長時間でした。
以前、言語療法士の先生に、「嫌なことを思い出して泣いたりしますか」とたずねられたので「それかどうかはわからないけれど、昼寝から目を覚ました時にひどく泣いて手におえないことがある」と応えると、「それは嫌なことや怖い記憶を忘れることができないからですよ」と言われました。
記憶の整理が普通の人と違うのだろうな。怖がりも消極的なのも甘えん坊なのも、すべて感覚の過敏さと鈍さのアンバランスからきているものだろうか。
以前のように力任せに叩いたり、怒鳴りつけてはいないんだけど、息子にとっては激しい恐怖だったのだろうか。
自閉症の典型例、「さかさバイバイ(自分の方に手のひらを向けて振る)」を今日はじめてやったし・・・これからどんどん症状が強く出るようになるのかな。
そうだとしたら、もっと私も勉強して息子が理解できるように諭していかないといけないなぁ・・・反省のお母ちゃんでした。