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テーマ:徒然日記(23474)
カテゴリ:極楽人生
チビ共がいる限り、片付けることは不可能になったと思われる我が家。
あまりの汚部屋っぷりに、今日はチビ二人を義父母に見てもらって、私一人自宅に帰り、少しでも掃除(大掃除とまでは行きません・・・うちを大掃除しようと思ったら、チビ達を一週間は預かってもらわないと)しようと計画。 相棒の仕事納めが今日なので、夜相棒と一緒に折り返し義実家へ向かうことにしました。 さて、朝6時16分の始発のバスに乗り込み、駅へ。 たくさんの通勤客で満員状態です。 みんな、朝早くからご苦労様です~と頭が下がる。 かつては私も同じように出勤し、残業して夜遅く帰宅するという毎日だったんだけど。 ほんと、専業主婦になってから怠慢になったよなぁ、私・・・。 バスが駅に着き、電車に乗り込んで外を眺めているうちに、ようやく空が少し明るんでくる。今日は曇っているので、どんよりした光ではあるけれど。 ターミナル駅に到着。南房総への、高速バスの始発に乗るのです。 朝ごはんを食べてる暇が無かったので、バスの中で食べるために駅構内のコンビニでおにぎりやお菓子などを購入。 朝早い駅前は吐く息が白くなるほど冷たい空気がはりつめていて、みんな急ぎ足で目的の方向へ歩いていく。 そんな中に自分も身をおいているのがたまらなく嬉しくなってきた。 子ども抜きで、自分たった一人で丸一日行動するのがこんなに楽しいものだとは! バス乗り場へ向かうために人の居ない地下道を通ったりしていると、誰もいない空間を独り占めしている気分になって、ますます楽しく気分が高揚する。 元々知らない場所を無目的にうろつくのが大好きだった私。 独身時代は、初めて出かける場所に行くと、用事を済ませた後で必ず知らない通りを歩いたり、初めての店を覗いたり、出かけた時の路線と違う交通手段で帰ったりと、わざと迷ってみるのが楽しくてしょうがなかった、その頃の気分を思い出しました。 いそいそと始発バスに乗り込むと、乗客は私ともう一人だけ。 そのもう一人も途中のインターで降車したので、たっぷり1時間は自分一人の貸切状態を堪能。 バスや店などで一人になるとすごく不安になる、という人の話を聞いたことがあるけれど、私は逆で一人の客になれると嬉しくてしょうがない。 なんだかとびきり贅沢な気分になれるのである。 もう生まれ付いての「おひとりさま好き」であるとしか考えられません。 さて、バスでわが町に到着。ついでに駅前のコンビニで昼食も買いこんで(一人分のお昼を作る時間も勿体無いから)いざ我が家へ。 さっそく掃除にとりかかるつもりが・・・人気のない家の中の寒いこと!!! 体がかちこちに冷えて動きませんよぉーーー! ついつい「お茶飲んであったまろう」という邪念が・・・ああ、チビ共がいないからてきぱき動いてあれもやってこれもやって、という予定が無残にも崩れました・・・。 それでも何とか自分の気が済むようにトイレと洗面所、流しを磨くことができました。 顔がくっついても平気なまでに磨いたトイレ、新年はピカピカトイレで気持ちいいぞ! 予定外だったのが、台所の蛍光灯。 これに相当てこずりました。 もう何年も掃除してなかったかさの部分に、ごってりと埃が積もり、油で固まってる~(ひぃい!)。 洗剤を使っても、マジック雑巾を使ってもビクともしません。 背伸びして拭くのも疲れてきた頃、ふと思い立って換気扇カバーの切れ端を使ってみました。少し水に濡らして、拭いて見ると良く落ちる!ああー、最初からこれを使えばよかったぁ! 元々換気扇カバーの材質が油を付着させるために出来てるんだから、油をふき取るにも好都合なはずですよね。これから油汚れはこれで落とそう! 我が家に滞在時間8時間。 結局普段散らかしてるのが災いして、そこらのものをちょっと整理できた位でタイムオーバー。 相棒が仕事から帰ってきた時にも、まだそこらじゅう新聞紙やら雑巾やらでごたごた・・・。 相棒はあぜんとしておりました(苦笑)。 彼の中では、「一日あったんだから、もうそこそこ部屋も片付いているだろう、久しぶりに夫婦二人でどっかで外食してから帰省しよう」という予定があったらしいのですが、そのイメージはもろくも崩れ、結局実家に到着してから残りご飯を頂く羽目に。 しかも、午前中の一人旅ですっかりひとり好きを思い出した女房は、イマイチ不機嫌だったんだから、夫としてはたまらんでしょうねー。ごめんねー。 でも、本当に本音のところは、帰りも高速バスにおにぎり持ち込んで夜の一人旅と行きたかったんですよ・・・ひとり。ああひとり。なんて楽しいひとりっきり!! こう思えるのも、家族がいるからかなーと思いますが。 でも、来年はこんな感じでひとりっきりを堪能できる時間を半日でいいから作ろうかなぁ。 自分がこんなにひとりの時間に飢えているというのを、改めて自覚できたです。 よしあし、の問題じゃなくて私という人間には「ひとりきり」が必要なのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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