涙の「ねんきん特別便」
先日、 ねんきん特別便 が私の元にもやってまいりました。入社した年月日と、厚生年金加入日が 一致。一致?うふふっ一致ですって?社長様 ですよ。そんなはずございませんっ!!!ねんきん特別便 には、資格取得年月日と失った年月日 が記載された簡易的なもの。シンプルにすれば、良いというものではございませんよ~社会保険庁さんも、こんなに叩かれているのですから、ちゃんと詳細を記載して頂きたいものです。加入時期だけで何がわかると言うのでしょうか?正直、何にも分かりません。すぐさま、ねんきん特別便 専用ダイヤル へ プッシュ プッシュ!あれから、1週間。待望の厚生年金被保険者記録がやってまいりました。ねんきん特別便 に記載されていた通り、得喪日には入社年月日。一致。ここまでは把握済み。先に進みましょう。しかし、こういった類の書類は読みづらいものでございますね。同封されていた 厚生年金被保険者記録の見方 を参照し、解明開始!数字の 羅列 ・ 羅列 ・ 羅列乱視の私はクラクラ気味。すると、ひっかかるポイントを発見。「 月・賞 100 」これは何でしょうか?再び、 厚生年金被保険者記録の見方 を参照。ここには「 標準報酬月額 または標準賞与額を 千円単位 で表示しています」 と。やっぱり ・・・社長様ですもの、驚いたりなんて致しません。社会保険と厚生年金は企業と社員との 折半。かける額を 故意 に少なくしているのが読み取れます。社長様流の 経費削減 とでも言いたいのでしょう。セコいように思えるこの手段。1人なら少額でも、社員全員となるとかなりの金額になるはずです。しかし、、、しかしですよ、、、私、かなり働いております。毎日、12~13時間はしっかりと。そんな私にこのような仕打ち。 100 ∥ 100千円 ∥100,000円なり~私の給与、10万円っすか!!!※毎月の残業代・休日出勤代も月額報酬にプラスされます(2級FP合格済みな私です♪)10万円の給与でかけられた厚生年金・・・ 足りない・・・涙 ・ 涙の10万円!涙ながらに、年金計算をしてみました。10万円で計算した場合。・65歳から受取れる年金額はおよそ85万円・80歳までの年金合計1350万円。自分の給与で計算した場合。・65歳から受取れる年金額はおよそ115万円・80歳までの年金合計1880万円。今日の一押し。さぁ、皆さんも今一度チェックぅ!社会保険庁 自分で出来る年金簡易額試算 へ。補足。今回のように、社会保険庁側のミスではなく、会社の不正・間違い等で年金がかけられていなかった場合や、報酬額が異なる場合の対応をお聞きしました。ねんきん特別便専用ダイヤルの返答。会社がなくなっていたら、どうしようもありません。現在、お勤めの方は自分で会社側へ交渉してください。とのこと。これまで分はどうしようもないとして。これから先も、企業側へのチェックや不正を正すことはなさらないようですね。誠に残念でございます。