カテゴリ:全般・勉強法など
当ブログ読者質問への回答第三弾です。
今日は「四法対照法文集」についてです。 四法対照法文集は利用されている方が多いと思います。 私は2年目から使い始めていますが、非常に便利に感じており、今ではもう手放せない存在になっています。 メリットとしては、その名のとおり、四法を比較して条文を見渡すことができる点です。実・意・商では、特をかなり準用していますが、どこを準用していて、どこを準用していないかは、通常の法文集ではわかりにくいです。 また、特にあって、他にないもの等の場合も四法対照だと一目瞭然でわかります。 そのあたりが短答試験でもよく出題されているようですので、普段から、四法を比較しながら条文読み込みするだけでも、短答試験の得点はあがるんじゃないかなと感じています。 この四法対照法文集には余白スペースが沢山あるので、ちょっとしたポイントを記しておきます。例えば、短答答練で間違った部分や重要と思われる部分などはメモ書き風に関連する条文の近くの余白スペースに記しておきます。 こうすることで、条文を読み返している際に、一緒に確認することができ、理解度が深まるし、記憶度も高まると思います。 こうやって自分流にカスタマイズした四法対照法文集は、できるかぎり普段からちょちょく開くようにしておきます。例えば、短答答練の答え合わせの際や、論文答練のレジメ検討の際に、億劫がらずに、関連する条文を確認し、あわせて、その条文の周辺の、自分の書き込んだメモを見るようにします。 また、頭から順番に条文の読み込みをする際にも、メモも一緒に確認するようにします。時間はかかりますが、各条文の理解度は深まります。 更に、試験直前には、例えば、メモ部分だけをさーっと読み返してもいいと思います。その部分が自分にとっての重要部分ですので。 こんな風に使えば、四法対照法文集は、かなりの武器になるんじゃないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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