初学者さんからご質問があった「条文の読み込み」についてですが、
人それぞれイメージがあると思うのですが、
私的には以下のような感じです。
・素読
条文を一字一句そのまま読む。
・精読
条文の趣旨・定義・要件・効果・留意点を頭に思い浮かべながら読む。
・速読
主語・ただし書・文末表現等の要点だけをみてさっと読む。
・連読
制度等(たとえば、関連意匠制度)で関連する条文を探してまとめて読む。
・準読
準用しているおおもとの条文を調べて読む。
・暗読
暗記しながら(目で見た後、そらでリピートする)読む。
これらの読み方をその状況にあわせて(短答前、論文前等)
組み合わせて、読み込みを行っています。
読み込みにかかる時間は、各々によって違ってきますね。
一番短い速読だと、特許法だけで、2時間ぐらいですかね。
精読なんかだと、10時間ぐらいかけますかね。
(趣旨とかの理解・暗記度が深まるにつれ時間が短くなっていきます。)
このような感じですが、おわかりいただけましたでしょうか。