弁理士同友会の口述練習会に参加する前に、
実は、中山信弘・東大名誉教授のセミナーに参加していました。
「デジタル・コンテンツ利用促進のための法制度について」
と題したセミナーで、
モデレーターは、池田信夫・上武大学教授がやられていて、
聴衆者には、この業界で有名な津田大介氏、
栗原潔・弁理士、などが参加されていました。
私のほうは、普段の業務の中で、
デジタル時代対応のための著作権法改正関連の検討に
参加させていただいている関係で、
仕事上、このセミナーに参加したのですが、
正直なところ、生の中山先生を観れて、聴けて、感動しました。
弁理士試験の勉強を始めた頃、
中山先生の本を何度も何度も読んでいたことを思い出します。
意外と早口で、
「学者だった頃はわからなかったが、
弁護士となった今は、クライアントの気持ちがわかるようになった、
若い人たちは、ネットを使って、スゴイことを考えている、
著作権法がその足かせになってはいけない」、
と叫んでおられたのが印象的でした。
前半、講演で、後半は、聴衆者との間の質疑応答ということで、
ほんとは全部聴いておきたかったのですが、
口述練習会に参加するために、
後半の質疑応答の時間の途中で抜けました。
また、中山先生が話される機会があったら
聴きに行きたいと思っています。