先日、仕事で初めて知財高裁に行きました。
技術説明会に参加するためです。
裁判のプロセスに入るどころか、裁判所に入ったのも初めてなので、興味津々でした。
以前、侵害訴訟講座に参加した際に、牧野利秋元判事主演(?)の裁判ビデオ(たしか、能力担保研修で教材になっていたかと思います。)を見たことがあって、大まかな流れや雰囲気は頭の中ではわかったいたのですが、やはり、実際、その場に行ってみることは大切ですね。なんというか、空気が違います。緊迫感があります。
(台本なしのドラマなので、当然といえば当然だと思いますが。)
今回の技術説明会では、調査官のほかに専門委員の方も参加され、裁判官とそれらの方々、そして、互いの訴訟代理人の間でどのようにプロセスが進められるのかを体感することができました。非常によい経験でした。
次回は、口頭弁論期日なので、これも楽しみです。
(自分たちが当事者なので、楽しみといっては不謹慎なのかもしれませんが。)
来年以降早い段階で付記をとりたいので、しっかりと身につけていこうと思います。
それから、こういうときぐらいしか使わないかなと思い、弁理士バッジを初めてつけてみたところ、一般の方は裁判所合同庁舎(東京高裁、知財高裁、東京地裁、東京家裁が入っている建物)に入る場合にはセキュリティチェックがあるのですが、弁理士バッジをつけている場合は別の入口からノーチェックで入ることができました。このバッジの威力を初めて感じました。(ただ、このバッジ、大きいので目立ちますね。電車の中とかはちょっと恥ずかしいです。)