ゴルフ用品界社は「2012年ゴルフ用品部門別売れ筋ランキング」

をまとめて発表。「定店観測」全国49店舗から毎月集計しランク付け

を行ったもので、アイテム別に「ドライバー」、「FW&UT」、「アイアン」、

「ウエッジ」、「パター」、「ボール」の6部門となります。

この集計期間は2011年年11月～2012年10月。

■ゼクシオが3部門でトップ

「ドライバー」、「FW&UT」、「アイアン」の3部門で年間ランキング首位を

獲得したのは、ダンロップスポーツの「ゼクシオ」シリーズ。

2011年12月に発売の7代目ゼクシオだが、年間を通じて安定感を

キープし、FW&UT部門以外は一度も首位を明け渡すことなく12ヶ月

首位を守り続けたそうです。

そのFW&UT部門では、総合2位のテーラーメイドゴルフ「ロケットボールズ」

シリーズがゼクシオを猛追。特に6月以降は独走態勢に入り、メーカー在庫

がなくなるほど需要が急増。

アイアン部門は、ミズノ「ＭＰ」シリーズが2位と大健闘。養老モデルが

市場で認知された証しで、契約のルーク・ドナルドが11年度の賞金王

(USPGA)に輝くなど波に乗った1年だった。

ウエッジ部門ではアクシネットの「ＶＯＫＥＹ」シリーズが首位。

フォーティーン「RM‐11」は僅か30P差で届かず2位。

パター部門では、アクシネットの「スコッティ・キャメロン」が、同部門を初制覇。

長らく首位に君臨したキャロウェイゴルフ「オデッセイ」は2位へ。

一連のリストラの影響により、オデッセイのツアーレップがアクシネットへ

移籍したことが大きな要因だ。ツアー使用率が逆転し、6月以降はこれに連動

する形で店頭でもＳ・キャメロンの動きが顕著だった。

最後にボール部門。昨年は石川遼効果で、ダンロップスポーツ「スリクソン」

シリーズが首位を奪取した経緯がある。12年はアクシネットの「プロＶ1」シリーズが

返り咲き、今季国内男子ツアーの開幕から最終戦まで年間使用率42％、

2位メーカーの使用率24％を大きく上回った。また、勝利数でも、25戦中勝率

6割の15勝と圧倒的な結果を残している。

気になるのは、集計が金額ベースではないかという点です。

明確に記載されていないのですが、数量ベースの集計では データは変わって

くると思います。 せっかくですから両方の順位を出して欲しいものです。