ミズノは2月22日、「MP」シリーズのボールをリニューアルし、
ウレタンカバーを採用した『MP(S)』とディスタンス系の『MP(X)』を発売。
今回、注目は、『MP(S)』がこれまでボールに採用してきたクロスコアを
採用せず、スピン性能に特化してウレタンカバーを搭載したことです。
スピン性能を劇的に向上させるには、アイオノマーでは辿り着けない領域
があり、ツアープレーヤーは、スピン性能を劇的に向上させたボールでも、
彼ら自身の身体能力で飛距離を伸ばせる。だから、ウレタンカバーを
採用してスピン性能に特化した、ということです。
『MP(S)』は、アウターカバーに新開発の粘性の高いウレタンを採用。
その結果、フェースとの接触時間が長くなり、優れたコントロール性能と
打感の向上がポイントです。
また、そのウレタンカバーも厚さ0.9mmと厚い部類ですが、時流と逆行して
スピン性能と柔らかい打感を追求しています。
一方、ディスタンス系『MP(X)』は同社独自のクロスコア構造を採用。
リブの高さを5mmにすることで、インパクト時の捻れ戻り力を高めています。
結果、スピン量を抑えた高打ち出し角と高い反発力を高次元に両立し、
飛距離に寄与するということ。
店頭売価は1ダース6300円の予定です。