ゴルフ規則を統括するR&AとUSGA(米国ゴルフ協会)は、5月21日、

中・長尺パターの一部を体に固定して打つことを禁止する「アンカー

リング規制」を2016年1月から導入するとの共同声明を発表しました。

中・長尺パターの使用法制限（アンカーリング規制）は、2012年11月

28日に提案され、今回の判断となっています。

このアンカーリング規制は、中・長尺パターそのものを使用禁止に

するものでなく、あごや胸、腹部にグリップをつけて固定する打ち方を

認めないというものです。

今年の「マスターズ」は長尺パターを愛用するアダム・スコット、昨年7月

の全英オープンを制したアーニー・エルスと、最近のメジャー6大会中、

4大会でロングパター使用選手が優勝しています。皮肉にもこの結果が、

アンカーリング規制を後押ししたとも言えます。

実際の規則導入までこれから約2年7ヶ月の猶予がありますが、これから

のトーナメントでの選手の動向が気になります。

また、アンカーリングによって、パッティングの改善をもたらすことを判断

したとも考えられますが、どうなのでしょうか？

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