PGAツアー、FedExカップ第2戦、ドイツバンク選手権会場に、ドライバーヘッドの
周囲を取り巻くスライディング・ウェイトトラックを備えたキャロウェイのプロトタイプ
ドライバーが持ち込まれています。
このウェイトは、最近出されたテーラーメイドのSLDRドライバーのものより小さい
ですが、その後部配置は操作によるドライバー重心位置の最適配置にどう効くの
か、まだはっきり説明されていません。
長年、テーラーメイドは、ドライバーの高い打ちだし角度を得るための低くてフェース
寄りの重心位置と低スピンのメリットをPRしていますが、キャロウェイは重心位置の
配置が、ボールスピードの増加とフェースの下部で打ったときの容認性向上に
つながると説明。
同様に、タイトリスト、キャロウェイ、ピンのようなメーカーは、重量配置戦略効果を
好んPRしていて、ピンのクラブ設計技術者、マーティ・ジャートソンによれば、それが
クラブヘッドの安定性を改善し、ゴルファーがより効果的な打ちだし条件達成を可能
にするということ。
このドライバーはまた、ドライバーのヒール位置にあるウェイトトラックの端に脱着可能
なウェイトを備え、更に二重歯車(dual-cog)調整可能ホーゼルを備えています。
これがそのままで一般発売されるかどうかは不明です。
キャロウェイゴルフの担当者は、まだスコアラインが無くソールにマークも付いていない
この未完成プロトタイプに関するコメントをしていません。
また同時に、二種類のキャロウェイ、プロトタイプアイアンもドイツバンク選手権練習場で発見。
一つはキャロウェイの2013年度、X Forgedアイアンのラインにも見えるようですが、
多素材構造のX Forgedとは似ていないそうです。
もう一つのモデルは、高い弾道と打ち易さ、高いボールスピードを得るための深いアンダー
カットキャビティを備えている。