かつてベンホーガンの旗艦ブランドとして有名だったあの由緒あるエイペックス
(Apex)ブランドが、キャロウェイゴルフによってアイアンブランドとして再生
されるようです。
このエイペックスの名前は、多くのゴルファーが知っているベンホーガンの
輝かしい時代のトップブランド。ベンホーガンブランドはキャロウェイによって
トップフライトと共に買収され一時保有されていましたが、昨年キャロウェイ
リストラ策の一環として売却されてしまっています。
ゴルフウィーク誌の情報では、登場するApexアイアンは多素材使用鍛造
アイアンで、"鍛造飛距離重視アイアン"のカテゴリーに類別される模様です。
キャロウェイの同カテゴリー最新モデルはDiable Forgedアイアンです。
エイペックスアイアンは、キャロウェイのX ForgedやRAZR X マッスルバック
鍛造アイアンなどの現存鍛造製品ラインを補完するモデルとして検討されて
いるようです。
実は、キャロウェイゴルフは既にベンホーガンブランドを、2012年にアパレル
大手企業のPerry Ellis社に売却していますが、エイペックスやエッジなど、
ベンホーガンの伝統的クラブを象徴する一定の商標は保持して、再利用する
ようです。
なお、キャロウェイゴルフはこのクラブを9/17にメディアに対して発表することが
予想されており、年内には発売される見込みです。
エイペックスブランドは、ゴルフの象徴的なブランドで、長く続いたベンホーガンの
鍛造アイアンとしてだけでなく、同クラブに装着されていたトゥルーテンパー社の
スチールシャフトの名称としても有名。
なおベンホーガン社は、ベン・ホーガン自身によって1953年の秋、テキサス州
フォートワースに設立され、後にAMF社、Minstar社、Cosmo World社、
スポルディング社、キャロウェイ社と次々にオーナーが変わっています。