カテゴリ:我思うゆえに我あり
遠方に住む義母から電話がかかってきた。
義母からの電話はなるべく子供にとらせるようにしているのだが 子供も 「はなしがながいんだよね~おばあちゃん・・・」 といっていやがるようになり あきらかに手が離せない状態でないと頼みにくい。 昨日の電話は仕方なく私が取った。 写真がついた、と。 ダンナが写真を絵葉書にして送ったらしい。 どんな写真か確認のため尋ねると (夫婦の会話がないのでよく知らないのだ) ほら、○○○(=ダンナの名前)がガリガリの写真よ、と。 そりゃないべ? いやみかいな? たしかに彼はやせてますけど ソレは今にはじまったことではなく 朝ごはんもちゃんと食べさせてるし、 晩御飯も 「もしかしてあれも全部食べちゃったの?」 っていうくらいな勢いで毎晩食べてるし、 体に悪いことさせてるわけでもないですしね~ 他になにしろっていうのよ。 タバコやめろって言ってもやめないのは アナタの頑固な息子さんですわよ。 会社のストレスで太れないのでございましょう。 それは私にはどうしてあげることもできませんから。 おまけに義母の第一印象が 『○○○がガリガリの写真』 っていうのは 父子が笑顔で、美しい枝垂桜の前に並んで立っている写真ですよ。 そのときのピンクの枝垂桜はことのほか美しくて 散り始めた花びらがまるで天使が舞っているように私には見えたくらいだったのです。 そのさくらの美しさをまずめでずして 開口一番『ガリガリの』とはまぁよくぞ言ってくださいました! 息子の体を気遣う母の愛って さくらの美しささえ目に入らないほど強いものなのですね、お義母さん。 勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月11日 14時04分08秒
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