カテゴリ:オタク系
今日、そとをふらふら歩いていたら、道の反対側から「かずこさーーーーーーーーん」と呼びかけられた。もちろん私は「かずこ」という名前ではない。でも、自分が呼びかけられたと感じたのは、道のこちら側に「かずこさん」に該当するのが、私しかいなかったからなのだ。
ぎょっとして反対側の歩道を見ると、20代前半とおぼしき青年がにこにこしながらこちらを見ている。が、びみょーに視線の方向が違うような。すると私の前を歩いていた30代前半くらいの男性が、「おうっ」と手をあげた。かずこさんって、アナタデスカ? 性同一性障害の方にも見えなかったので、たぶん、「かずこ」というニックネームの方なのだろう。 それで思い出したのが、以前、秋葉原に行ったときのこと。歩き疲れてとあるコーヒー屋さんでくつろいでいると、みょーな団体が現れた。みな30代後半から40代くらいの年代の男性。割ときちんとした雰囲気の人たちだったが、互いの呼び名が「○○のパパ」さんとか「勇気凛々」さんとか、とにかく奇妙。 じーっと聞いていると、どうやら、掲示板などで知り合った人たちが、初めてのオフ会を開いているところらしかった。更に聞いていると、どうも、医療関係者の集まりらしく(もっとはっきり言うと、お医者さんの集団)、話の内容は非常に高度でシリアスなのに、呼び名がアレである。それも話している間にかったるくなってくるのか、しまいには「パパ」さん、「りんりん」さんという風に、短縮されてくるから、よけいにヘン。 後日、病院関係者の友人にその話をしたら、「げ、うちのせんせー、いたかも」という話になり、大笑いをしたのだった。 私もオフ会などをやると、「ごま」さん、とかになるんだろうか。友人で「あと4キロなんとかしたい」というハンドルのヤツがいるのであるが、短縮形は「4キロ」さん、になるのかなぁ? ぞっとしないぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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