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あまりテレビを見ないごまやなんですが、
昨日夜10時からNHKの「プロフェッショナル」という番組を見ました。 青森県大間のまぐろ一本釣り漁師の中で、「神」と呼ばれている60歳男性のドキュメンタリーです。 久々に、記憶に残る番組を見せてもらいました。 腕のいい漁師さんでも年に50匹取れるかどうかのマグロを、この男性は年70匹釣り上げるそうです。 それはなぜか・・・・ まれに200キロの大物もかかることもあるマグロ漁を、たった一人で行います。 マグロと格闘している間の船の操縦はリモコン操作(!)なんですって。 そして何がすごいかというと、その技術。 生きたイカを針に付け、マグロが回遊している先頭部分を狙ってイカを海に投げ込みます。 そしてマグロの動きに見当をつけ、船をマグロの回遊方向と平行に走らせるのです。 うまくいけば、先頭あたりのマグロが針の付いたイカに食いつきます。 マグロはそのイカをすぐ胃袋まで飲み込みます。 漁師はそれを瞬時に察知して、微妙な手先の感覚で針を引き戻し、マグロの口に引っ掛けるのです。 高速で泳ぎ回るマグロを、しかも見てもないのに、なんでそんなことができんだよー。 と、びっくりしてしまいましたよ、ごまは。 こうやって文章にしても神業みたいな技術です。 そう簡単にいつも成功するとは限りません。 画面では、食いついたマグロを取り逃がす場面を映します。 すかさずNHKスタッフのナイス質問が飛び出しました! 「悔しいですね」と、番組スタッフ。 「悔しい?悔しいなんて言ってたら、漁はできない」思わず不機嫌な声で答える名人。 こういう時「悔しい」と思うかどうか。 きっと悔しいと思った時点で自己中心的になってしまうのだと思います。 ただ淡々と漁をさせてもらう。「マグロに選んでもらう」のですね。 名人は努力と勉強を怠りません。 この番組を見て、勇気が出た人もたくさんいらっしゃるでしょう。 どんな不遇な時間が続いても、「謙虚に」努力と勉強を続けると、それなりに結果が出るんだなあ。 でも、何やっても出ない時もあるんだなあ。 そういう時もあるもんなんだなあ、だって自然が相手だもん。 人間の営みも自然です。 しんどい時の心の持ちようを教えてくれた気がします。 何歳になっても人は成長する。 それは悟りに向かって邁進する人の姿でした。 やっぱり「神」だねえ。 今日は仕事がお休み。あ~あ♪ ↓今、この服が気になってます。999円!!メール便可!
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