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テーマ:株式投資日記(20510)
カテゴリ:投資一般
最近、餃子の王将がTVで取り上げられることが多くなりました。今日もフジテレビ「エチカの鏡」で取り上げられていました。 私は関西出身で、大学には1986年に入学しています。したがって 餃子の王将 と言えば、「安かろうよかろう」 の代名詞的な存在で、バイト経験者に「あそこのキャベツは腐っている。だからホイコーローで味噌を思いっきりかけて、ごまかしている」 とか言われても、金がない割に腹が膨れるので、「かなり」 利用した口です。 「イーガコーテー」(餃子一人前を注文すると、必ず店員がこのように復唱していた。今でもやっているんでしょうか?二人前のときはリャンガと言ってましたが、なぜか4人前以上になると突如日本語で4人前というのが面白かった) というのが学生の合言葉のような感じでしたね。 確か創業家のお家騒動で、大阪王将と京都王将に分かれたはずで、上場している 王将フードサービスは後者じゃなかったかなあ。高校生時代は確か、大阪王将の方が天津飯のソースが甘い、とか言って、貧乏学生のくせに、一人前に味のうんちくを友達と語っていました。 その後、郊外化とともに、王将も商店街のちっぽけな中華料理店から、ロードサイドのファミリーレストラン的な店舗が出現して、京都の鳥羽街道沿いには活魚料理を提供する王将なんてのもあって、面食らった記憶すらあります。 さすがにこちら東京方面には王将はあまり見当たらないです。 しかし、天津飯が27秒で出来てくるとはマクドナルドや吉野家よりも早いんじゃないか・・・・。 その王将フードサービスがこの不況の中、快進撃を続けているそうです。 業績推移
株価推移 既存店舗売上推移
これはすごい数字。 既存店舗売上高の伸びが前年度を超えています。昨年度の出店が直営27、FC9店舗、閉店が各々5店舗で合計522店舗です。出店店舗数は前店舗の7%未満ですから、既存店舗売上高の伸びはやはり大東社長流の「個性派集団」が実を結んだのでしょう(FCあわせても1店舗辺り年商1億円ちょっと)。
わたしは餃子の王将に女子大生だけで食べに行くなんて想像が付きませんでした。これは80年代当時の王将を知る人間には、奇跡に近い出来事です。天下一品ラーメンと餃子の王将はオトコくさい店の印象が強い。
ぜひもう一度あのから揚げを食べてみたい気がする。TVの女性が言うとおり、あの塩をつけて食べるのがよかった。
投資に対してはまだまだ調査不足を申し上げないといけませんが、最近の営業利益の伸び悩みはおそらく原材料の高騰などがあったのでしょうか、売り上げ増、利益横ばいが続いていました。EPSの方も07/3期ごろから急激に改善しましたが、今後安定的に10%程度の伸びを保持できるか、これからが勝負のようです。他のマクドナルドや吉野家などの外食との比較も重要でしょう。
あのコテコテの社長さん、しっかり配当にも気を配っているところを見ると、従業員のみならず、株主にも案外フレンドリーな面があるかもしれません。あとはEPS、業績の安定成長を一層強めていって欲しいなあ。 最近のブームで一層株高になるのか、もうちょっとさめたころ(1500円)ごろが買いかなあ。けど株を買う前に、もう一回デューデリジェンスの意味を兼ねて、食べに行かないといけないなあ。こういうのはピーター・リンチ的な投資法かなあ(ピーターだと、とっくに買い占めているだろう・・・。出遅れかな。2006年ごろでやっと2000円ということは、これから注目されると最高値でも更新してくれるのか、安値放置に逆戻りか。迷うところ)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/06/22 12:48:55 AM
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