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元・経営コンサルタントの投資日記

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2009/06/29
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カテゴリ:投資一般
2008年12月末現在の投資元本を100とすると

損益.gif

こんな感じです。年末までにプラスマイナスゼロにしたかったので、現状は順調といえそうです。

元本は要するに証券会社にいくら振り込んだか、で、時価評価とは各証券会社の6月26日現在の時価評価です。従いまして、売買手数料込みです。配当はこの6月から日本株は証券会社振込みとなりましたが、それ以前は取り立てていました(米国株の配当は証券会社振込み)。

7月からの決算を見ないといけませんが、もう一段の下げは追加投資のチャンスと捉えるべきでしょう。世界経済は必ず回復します(と信じているだけ)。

日本株と米国株の成績は日本株の方がよかったです(笑)。6月中旬以降の落ち込みが米国の保有株の方が激しかったのと、日本株はJ-REIT相場の急回復に助けられています。また日本株のほうがディフェンシブな銘柄が多いのも理由です。5月上旬の回復相場で、出遅れていたディフェンシブをサクッと拾った結果が思いのほかよかった。

セクター別ポートフォリオ(時価評価ベース)

 

ポートフォリオ.gif

 

黄色で塗っているのは、この辺にも何か欲しいなあ、と考えているセクターです。

なんだかんだ言ってもINDEX投資は保険の意味でもやっています。これは積み立て投信です。ドルコスト平均法です。まだ10%程度マイナスが出ています。

J-REITは大半が昨年11月ごろに買っています。この時、3月末決算を乗り切れる、親会社信用力がギリギリセーフで、できるだけ分配金利回りの高い銘柄に投資する、という方針で買った結果、分配金利回りは10%を超えています。「公的支援」を受けながら、時価は上昇してしまいました。ラッキー!安易な増資は許されませんが、今後要注意ですね。

昨年秋ごろのREITは、グラハム的に見れば、どう考えてもバリュープライスだったと思います。株価が50%以上下落しても、不動産価値はそこまで落ちていないと確信がありました(ちょっと怖かったが)。

ただし、各REITの分配金金額が逓減傾向にある中、やや相場が楽観過ぎないか心配ですが、基本的にバイアンドホールドの予定です。

メディカル・ヘルスケアはオバマ大統領の医療制度改革に大きく揺さぶられました。これからは日米で政策の動きが気になります(日本は薬価改定、米国は制度改革論争が本格化。米国はオバマさんの選挙公約ですから)。この動きで株価がさらにアンダーバリューされれば出動を考えましょう。今はちょっともどしていますね。ジョンソンアンドジョンソン、久光製薬、参天製薬に注目中(株価がもう少し安くなって欲しいな)。この冬に3000円程度のときにテルモを買えなかったのが痛恨。

産業系の銘柄は冬にかけて資源株をにらむ予定です。実は仕込んでいたのですが、2010年も需要が戻らないという分析レポートを信じて、売却しています。そうしたらまたミニバブルが・・・。

このセクターは景気回復が実感されればロケットのように伸びてくれることを期待しています。事実3月から5月のラリーではホームラン級の働き振り。しばらくは我慢でしょうか。名門企業を買っていますので、長期的には配当復活が見込まれます。

生活必需品・食品:このセクターとヘルスケア関係は戦略セクターで、重点投資しています。バイアンドホールドできる優良銘柄をバーゲンハンティングするに限ります。このセクターへの投資残高は上積みが予想されます。P&Gなどに注目中。PB商品の動向は少し気がかり。このセクターのライバルは実はウォルマート、テスコにイオンやヨーカドー???

金融:自分の出身セクターです。ここも値動きは激しいのですが、やはり秋冬に投資再開をにらむ展開でしょうか? 当面規制強化や不良債権償却増加で暗い話題が続きそうです。あらかじめ投資を決めている銀行がターゲットプライスまで落ちてこない限り、ホールドを継続する予定です。

 

長期的に投資する、といいながら半年で締める、とうのはポリシーに反するような反面、常に投資成績を管理するという意味では、やはり重要といえます。なんていいながら、気になるだけです。

インデックスから個別銘柄投資を始めて2年弱ですが、投資方針はその時の情勢や新知識などに左右され、いまだにはっきりとは固まりません。

しかしながら、大勢は2008年12月22日のブログで書いたものと大きく変化はありません。

「個人的投資雑談」

配当重視の投資方針はさらに強まった可能性はありまが一部、ジム・クレーマー的なホームラン狙いな投機資金も混じっています。

長期安定的に 「増配する」 配当を受け取るにはどうすればいいか、という観点で銘柄選択をしています。業績が伸びれば、企業はあらかじめ投資家と約束している配当性向に基づいて、1株当たり配当金額を増加させていきます。安い株価のときに、株を買っておけば、あとは株式の取得原価に対する配当利回りは大きくなる一方である、というロジックに基づいています。

現状、投資簿価に対する配当利回りは、日本株で7.3%(J-REITを含む)、米国株他で4.5%となっています。合計すると5.2%となります(いずれも税引き前)。今後追加投資するに従い、この比率は小さくなるでしょうが、4から5%はキープしたいところです。

12月末にはどうなっているでしょうかね。

 

PS: マイケルジャクソンの逝去。びっくりしました。ムーンウォークをもう一度見たかった。惜しすぎる。ご冥福をお祈りします。






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Last updated  2009/06/29 12:37:06 AM
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