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テーマ:株式投資日記(20511)
カテゴリ:政治
前半は政治の話。後半は株式の話
都議会選挙惨敗の責任をとって辞任とのこと。自民党の総選挙に向けた大敗を先取りする形でばつが悪いですね。 東国原知事のスカウトの失敗は痛かった。ああいうのって、事前に側近が知事に打診して、知事が何を期待しているのかなどを根回ししないんでしょうか? 仮にそういった根回しがあれば、いきなり総裁候補を要求されたりするようなことは起こらなかったのではないだろうか? 自民党が公認してやるんだから、という思い上がったことはなかったと思いたいが。 古賀議員にしてみれば、勝手に内閣総理大臣が失点を重ねて、不利な立場で地方選を戦わねばならなかったこと、衆議院選挙では、何かドカーンとした目玉が欲しかったと思います。 同じ九州の東国原氏に白羽の矢がたつのは当然でしょうし、古賀議員は戦没者遺族会会長を努めていて、彼が遺族会や戦争・平和に賭ける思いは有名です(実父を戦死で幼いころに失っている)。 その会合を欠席してまで、知事をスカウトしに行ったのに、手ぶらで、空振りとなっては・・・。少し気の毒な気がします。こういうときに、「秘書」は役に立たないんだなあ。「秘書」のような人が根回しとか事務レベルの話をしないのだろうか? 選挙対策委員長は自分で立候補のような形で就任しただけに責任を感じたのでしょう。 小泉内閣では道路族と呼ばれ、選挙対策委員長は役目を果たせず、かつ党内からも突き上げを食らうなど、影響力低下は必至の状況となってしまいました。
しかし、古賀議員には最後に靖国分祀を積極的に展開して欲しかった。彼の年齢や野党に下野することを考えると、この意思を誰がついでくれるのだろうか? 個人的には、戦犯者ではなく、一般国民の戦死者を国が正式に慰霊できるような世の中になって欲しいと思います。アメリカでもワシントンに行くと戦没者の記念碑があったりして、国のために戦った人を一応は敬意を表している。もうひと働きを期待しています。 *********************************************************** ところで、NYダウ、やっぱり気になります。決算シーズン。ゴールドマンサックスの2Q過去最高益決算をもってしても、この軟調振り。何でも利益確定する人が多いのだそうな。ジョンソンアンドジョンソンも予想以上の利益水準だったのに、たいしたリバンドをしていません。 思-い雰囲気が漂います。もう、コストカットによる利益確保では効かなくなって、売り上げ増加というはっきりした景気回復シグナルでないと、いかんということでしょう。
日曜日の堀古氏の講演といい、やっぱり不良債権問題が重くのしかかります。ゴールドマンは証券会社ですから、証券化商品を資産として保有していますが、ほとんど80%近く減損していて、不良債権処理が終わっているはずです。 バンカメやシティはクレジットカードや個人ローン、企業向け貸し出しなどの資産が不良債権進行中です。証券化商品の引き当てはGSほど積んでいません。 米商業銀行の決算を見ないと不良債権問題はなんともいえません(JPモルガンは引き当てはしっかりしていると思いますが)。 個人消費もさることながら、やっぱり先に金融問題でしょう。いやーな予感が・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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