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カテゴリ:政治
論点が2つ
米中貿易摩擦は米国内国経済に不利益で、米国依存を少なくしろ 米中貿易摩擦をかつての日米貿易摩擦をオーバーラップさせる
雑感として、これを国家で協議してもなかなか難しくなったのがグローバル経済じゃないかと思う次第です。 なぜなら、米国企業は中国に取引先、委託工場や子会社をたくさん持っています。アップルやヒューレットパッカードは台湾のホンハイというEMSに製造委託していますが、彼らはほぼ中国で製造しています。 ナイキやギャップも中国に委託工場を持ち、輸入しています。 タイヤメーカーもしかり。 したがって、中国からの輸入に関税を大きくするというのは自国企業にしわ寄せが来る可能性があります。
かつての日米貿易摩擦の場合は、日本企業が日本の工場で製造したものを米国に輸出していた点が上記の構造とは違います。
もちろん、中国オリジナルな物品も輸出されているのでしょうが、民主党政権なので、国内労働組合への「ご配慮」だと思うのですがね。失業率問題がオバマ政権にとっても次の中間選挙対策として重要視されるでしょう。 それを日本のマスコミは騒ぎすぎな気がしました。日本人にも潜在的に中国を見下したくなる心理をくすぐっているのでしょう。 株式投資家としては、これが材料となったようで快進撃の米国ダウ平均が軟調になって、正直ホットしています。マーケットは利益確定をする理由探しに忙しそうです。
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