1552884 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

元・経営コンサルタントの投資日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Recent Posts

Archives

2024/11
2024/10
2024/09
2024/08
2024/07
2024/06
2024/05
2024/04
2024/03
2024/02

Category

Freepage List

Comments

タコツボ組織破壊力@ Re:オランダの名門 ABNアムロ銀行の崩壊 前編(10/15) 輝きを失った名門がどうのこうのとプロテ…
金城光永@ Re:三屋裕子さん、代表執行役を解任される!!(07/08) 僕は沖縄県那覇市字田原323番地1に住んで…
年寄りの初心者@ Re:Mortgage REITへの投資 (12/11) nlyの購入方法がわかりません。
なっつ@ Re:日本たばこ産業の分析(12/15) 初めまして。 現在卒業論文において、JTと…
なっつ@ Re:日本たばこ産業の分析(12/15) 初めまして。 現在卒業論文において、JTと…

Calendar

Favorite Blog

2021~24PF概況489位… New! みきまるファンドさん

おっかない slowlysheepさん

たーちゃんファンド たーちゃん001さん
大島和隆の注目ポイ… 大島和隆の注目ポイントさん
わたしのかわりに、… 前田嘉一さん

Headline News

2009/10/01
XML
カテゴリ:投資成績
 

9月.gif

NYは取引中ですが、暫定値ということで。

 

概況

9月は10%近く調整があるかな、と思っていましたが、日本株は許容範囲のマイナス、米国株はドル安・株高という「新ネタ」が飛び出し、S&P500はプラスで終わりそうです。

私のポートフォリオ(PP)も円高を克服してプラスで終えることが出来て、ラッキーでした。

 

月間MVP

ダウケミカルカンパニー +22.2%(暫定値)

現在、PP最大のシェアを占めていますので、これが動くとPP全体の大きなプラス要因です。ドル安・原油高という流れが景気回復局面で効いています。また、着実に株主との約束(借入金の返済)を行っているのも評価の対象でしょうが、これでも「リーマン前」は30ドル台だったので、もう一息といったところか?

次点

日本たばこ産業(JT) +14.1%

民主党関連銘柄でしたが、藤井さんが財務大臣となったことで、大幅増税が遠のく。また国内タバコの値上げ観測が本格化したことも上昇要因でしょう。しかしこれでも選挙前水準に戻ったに過ぎない。

 

AFLAC +10.1%

購入して即、2桁増加はラッキーでした(もっと買えばよかった)。円高が要因でしょうか? ジム・クレーマーは42ドルで目一杯として、これ以上の推奨はしていません。

 

銘柄の異動

売却はなし。購入はアフラックの新規とフォードの買い増しのみ。

 

10月に向けて

NYは今月こそ正念場のはず? ややベアーな雰囲気が漂っています。マクロ指標がこれまでの改善の快進撃からややぐらつき始めました。

なんといっても3Q決算でしょう。前回も月初の雇用統計がおかしくなったのに、インテルだ、GSだと好決算で、吹っ飛んでしまいました。

2Q決算は、やや予想値が悲観過ぎたというアナリストの反省? があるため、3Qはやや予想値のバーが高くなっているそうです。しかし、ドル安という要因がありますので、案外こなしてしまいそうですが、米国企業は為替要因がない場合の数値もしっかりEPSベースまで示しますので、市場がノミナルなEPSを評価するのか、為替込みの数値を評価するのかといった点も見ていきます(アボットとかはノミナルで評価されたよな)。

自動車の販売台数は買い替え支援が終わり、反動があると思いますが、長期的なトレンドは回復局面の一場面であると思われますので、株価が下落すれば押し目買いのチャンスだと思っています。

 

M&Aが復活してきました。

アボットの買収は6000億円程度の中型(米国だと1兆円超えないとこんなイメージ)のディールですが日本でも大きく取り上げられていました。これで同社株も吹っ切れて上昇中でやれやれです。

 

さて、オレオクッキーやチーズで有名なクラフトフーズ(バフェットのバークシャーが筆頭株主)が英国のキャドバリー(デイリーミルクチョコレート、クロレッツ、メントスは日本でも有名)に非友好的買収提案を非公式に行っています。英国のパネルが「Put Up Or Shout Out」(正式な買収提案を行わないのなら、6ヶ月間正式提案させません。要するに本気で買収提案する気あるのかはっきりさせなさい)をクラフト側に指示しました。

現状の提案価格は総額$1.6B(約1.5兆円)といわれています。上積みしないとTOBの成立が厳しいといわれていますが、上積みするとクラフトの財務バランスを崩す(借入金が増加する)ため、慎重になっているといわれています。ネスレが「ホワイトナイト」としてクラフトに対抗提案するなどとも言われています。注目しております。

キャドバリーのCEOが提案を拒否した理由が「価格が低いことも当然だが、クラフトフーズは低成長なコングロマリットで、当社はガム・チョコに特化した世界有数の菓子専門メーカー」と言っている点は興味深いです。当たり前ですが経営戦略上の相違を述べています。

 

格付け会社 ムーディーズの株価が暴落しています。同社もバークシャーが筆頭株主ですが、冬にバークシャーの格下を実施したところ、バークシャーはムーディーズ株を一部売却しました(もっとも売却が報復的なものかは不明だが)。バークシャーが売却すれば当然株価は下落します。

さらに悪いことに、元アナリストやコンプライアンス幹部が格付会社の中身を暴露しており、「ずさん」な格付け模様が話題となって、さらに株価が下落しています。これは注目に値します。現在の証券化金融に不可欠な格付け機関で実質3社しかありませんし、一方米議会は公的資金を入れた銀行が反省の色なく、今尚営業中で、国民に示しが付きません。

議会は金融不況の対策で、何か 「手柄」 を立てたくてむしゃくしゃしていることでしょう。議会公聴会を開くようで、元幹部やムーディーズ現役経営陣から格付けの内情や何らかのペナルティーを科すといわれています。

状況次第ですが、買いチャンスが来るかもしれませんね。

 

mco.png

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/10/01 01:33:00 AM
コメント(0) | コメントを書く
[投資成績] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X