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カテゴリ:投資一般
非農業部門雇用者数は8万5千人も減っちゃいましたね。 まあ、とりあえずは想定の範囲内を少しオーバーしました。 しかし、11月は実は1000人の増加だったという修正結果があり、曲がりなりにもプラスを経験したことも意義はあったように思いました。 専門職やサービス業の増加が見られた一方、製造業では引き続き減少のようで、米国の製造業離れが進んでいるのでしょうか? ロイターの記事抜粋****************** ただ12月は雇用が増加した部門もみられた。専門職は5万人、教育・医療サービスは3万5000人、それぞれ増加。人材派遣は4万7000人増加した。 製造業は2万7000人減少したものの、減少幅は前月の3万5000人から縮小。一方、建設は5万3000人減と、前月の2万7000人から減少幅が拡大した。サービス部門は4000人減と、前月の6万2000人増から減少に転じた。 12月の平均週間労働時間は33.2時間と前月と変わらず。時間当たり賃金平均は18.80ドルと、前月の18.77ドルから若干上昇した。 抜粋終わり**************************** 一説には、12月は多くの企業の会計年度の終了時期で、「雇用渋り」があったとも言われています。 1月にはこれらの分がまた増えるのでしょうかね。
投資家的には、1月底入れ、2月ごろから回復基調が従来路線だったので、今月はまだ許容範囲だと思います。市場もそれほど大きな反応を示しませんでした。大きなトレンドはゆっくりと確実にあるべき方向に進んでいます(ただし、財政出動期間が切れる前に片付けたい課題でもある)。 S&P500はひょっとして低金利持続期待で下げ渋っていたりして(深夜現在NASDAQはプラス圏内)。 来週から始まる4Q決算は、コストカットは当たり前だが(雇用が増加しないので当然でしょうね)、売上高が期待はずれ(これも雇用が増加しないので当然か?)になりそうで、2010年OUTLOOKのニュアンスに注目が集まりそうですね。 円高に振れていますが、これも許容範囲内でしょう。 ただし、ちょっと期待したので残念。中村俊輔がゴール前20メートル程度のフリーキックをはずし、結果的に勝てる相手にスコアレスドローになった日本代表の試合を見た気分(要するに決定力がなく歯がゆい)。 しかし、あんまり急激に上がってもらっても追加投資できなくなるので、実は投資家は皆同じことを思っていたりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/01/09 02:01:02 AM
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