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カテゴリ:投資成績
概況 一進一退です。分散が効いていたのか、資産全体ではブレイクイーブンを行ったり来たりです。しかし、TOPIXが900を再び割るなど寒い空模様です。 昨年ぐらいまでは円高を容認していましたが、そろそろ本気で何とかしないと、日銀・政府は無能に見えてきた。自分たちの給与のため(税収の観点)にも円安にもっていかないと、日本が世界の為替安希望を一身に引き受けているお馬鹿さんに見えてきました。
日本株 押し目買いには高すぎて、手を出すには中途半端な値段が続きました。私のPFは4月の薬価改定をにらんで、軟調なヘルスケア系に引っ張られました。全銘柄値下がり。
米国株 意外と好調に推移しました。全銘柄値上がりしました。銀行株が好調でボルカールールショックから反発しています。バンクオブアメリカ+9.7%が光ります。 トヨタ問題に揺れた1月でした。今や米国代表のフォードモーターは+8.3%と上昇しました。よく、デトロイトスリーを助けるための陰謀とも言われますが、フォード自身が、リコールとは腐れ縁で、ムラーリCEOも細心の注意を自社にはかっています(90年代以降でも、フォードエクスプローラー横転事件をファイアストンのタイヤに責任をなすり付ける事件やエアバックの不具合などいろいろありました)。 したがってトヨタの今回の件はトヨタ自身の問題が本質であると思います。それから目をそらさせるマスコミ報道は提灯記事に過ぎない。
J-REIT さすがに相次ぐ予想分配金の下げ発表に相場も軟調さを示しています。それでもなお、私は買値が激安だったので、取得価格分配金利回りは笑うぐらい高率なのでキープし続けます。3月になるとアドバンスレジデンスが新設合併のため株式分割となり、3口に増加します。
銘柄移動 アルコアを売却し、シティグループを買い増し。 アルコアは、ロンドン相場でのLME在庫水準があまりにも高い理由がついに腹落ちしなかったため、売却した。アルミ相場の上昇と在庫の積み上がりと相反する状態が理解できなかった。 アルコアは09年3月~4月にかけて買値平均8.34ドルで取得、2月に売値13.74ドルで売却し、64.7%のリターンで確定させました。いい会社なのですが、今年のテーマである金融フォーカスのためにも売却しました。
その米銀は株価が反発しつつあります。クレジットカードの貸し倒れ損失のピークアウト傾向や貸し出し姿勢が好転している可能性があるなどと報じられています。じっくり底値を拾おうと思っていたのですが、どうなることやら。
3月展望 自分に都合よく考えれば、最近の米国経済指標が弱い結果は、「大雪のせい」 にできそうですが、やや不透明感が出ていますね。下に行く可能性のほうが高いといわれていますので、バリュー重視の投資姿勢を崩さず、下値でカッチリと買いを継続していきたいものです。今年は来年以降の「種まき」として、銀行や配当株の押し目買い中心姿勢を崩さずに行きたいものです。 米銀株価回復はまだまだいばらの道が続いてもらわないと仕込めない。
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