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カテゴリ:ポートフォリオ分析
ブルームバーグによると、2月の全米自動車販売台数でついにフォードがGMを追い抜いた模様です。こういった現象は1998年以来12年ぶりのことで、その時はGMがストライキだったとのこと。
このことを 「ペプシコがコカコーラを抜き去った、またはレッドソックスがヤンキースに勝利した」にひとしいと言っています。
少し古いですが、「阪神タイガース時代の田淵選手がセリーグで初のホームラン王になった時は、読売ジャイアンツの王貞治選手がケガだった」(「がんばれ田淵君」という漫画が流行りましたね)ようなものでしょうか?
フォードに投資するものとしては、心強い限りです。ムラーリCEOの評価はウナギ登りです。 ただ、今のフォードに大事なことはシェアではなく利益そのものなので、油断せず精進してください。 フォード株は年初来22%も上昇し、S&P500を大きくアウトパフォーマンスしています。私のPFをけん引しています。
フォードはGMやトヨタよりもホンダを手本としたリストラ・改革を進めているように見えます。車種を絞る、部品・仕様の共通化、低燃費コンパクトカーの推進などを見ていると、かつて苦境から脱したホンダ同様の手を打っている。 言いかえれば日本勢はとっくに実行済みのことが出来ていなかったのですが、それをやればよくなっただけなので、顧客基盤とは有り難いものです。
GMはCEOが北米のマーケティングディレクターを更迭するなど形相が変わってきました。
トヨタの自滅とヒュンダイのさらなる躍進もありますが、日本勢ではスバルが快進撃しているようです。新型レガシー、フォード・フュージョン、ヒュンダイ・ソナタがよく売れているようですが、ホンダ・アコードも堅調です。
昨年がボロボロだったのは確かですが、米国の自動車の販売は緩やかに改善しています。
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