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カテゴリ:投資一般
ゴールドマン・サックス(GS)のCDO販売時における情報開示が不十分だとしてSECが訴訟した、としてニューヨーク相場は大きく下げました。(大きく下げた、といってもダウ平均で1.1%、S&P500で1.6%程度ですが) CDOを金融機関に利回りの高い商品として売る一方、その商品を空売りするヘッジファンドがいた、という事実を隠していたというもの。 ヘッジファンドとはポールソンという今やジョージ・ソロス並みの資金量を誇るヘッジファンドオーナーで、サブプライムバブル崩壊時に大儲けをした人として、有名な人です。
意味することは
つまり、政治ショー。この後の金融機関制度改革等の法案を有利に進めやすい。出すぎた杭は打たれるのですな。中間選挙もありますし。
などが考えられます。 私自身は、住宅取得のための税控除が切れる来月以降には住宅指数関連が軟調になることが予想される、ドルの対ユーロでの上昇スピードが速すぎる(ギリシャショックが尾を引いている)、などで、どこかで市場が落ち着きから下落に行ってほしいと思っていた最中の出来事。
ただ、景気回復による企業利益の回復は予想をやや上回るスピードのようですし、投資家心理もかなり強気に思います。したがって私の上記のメインシナリオでは乗り遅れそうです。 目当て企業の決算発表を見て、行動を起こす可能性も十分でてきました。 GS関連記事の広がりと企業決算内容の双方で買い付け目標株価を下回ってくれれば、と思います。 GSショックをネタに買い時を探る、という感じですが、私の考えは(これまでを振り返った場合)市場の平均的なものに過ぎないので、ワークするのか心配です。
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