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カテゴリ:投資一般
雇用統計は非農業部門雇用者数が+29万人のポジティブサプライズで、思わず「オーッ!」と思いました。 国勢調査員って確か7万人程度ですから、それを除いても+20万人以上の計算になります。これは本格的な数字。 私はこの時期、失業率は半ば無視していますが(働きたいと思う人が増加したのはいいこと)、悪化したのでまたゴールドマンに対する風当たりが強くなるのでは、イコール金融株が安い という点を気にしています。 シティの株を少しでも高く売った方がいいのでしょうが、選挙前の人気取りが優先されるのでしょうね。
しかし、今日のNYはそれでも、ものすごいシーソー相場です(当然マイナス圏内)。何度も上昇を試みては跳ね返される、これはここ数日同じパターン、展開です。
こういう時は何もしないに限るのか、そろそろ潮時か、見極めるのが難しいのですが、計画通りに買うべき銘柄を拾っていくことにしました。昨年の3月の反省を生かせるか?
ただし、既存のポートフォリオは破壊的な打撃を受けており、自分自身の恐怖指数も最高潮に達しつつあります。昨年3月はまさにその局面が反転だった。
4月末日時点の株価と今の株価の比較。たった1週間でこの暴落ぶり...。
ダウケミカル $30.83 → $26.41 ▲16.7% 原油価格の下落も重なっている。今1バレル$75ドル!決算はEPSで$0.10以上予想を上回ったのに・・・。
フォードモーター $13.02 → $11.61 ▲12.14% 4月の米国の販売台数は前年比+25%だったのに...。
フィリップモリス $49.08 → $46.22 ▲6.2% まさしくユーロ安が直撃!欧州でのマルボロ販売が主体の当社はきつい局面。
アボットラボラトリーズ $51.16 → $48.72 ▲4.7% 今期もEPS10%成長は為替に関係なくいけそう。「ヒュミラ」の米国内販売が回復。「ヒュミラ」はファイザーの「リピトール」の特許が切れた後、世界最大のブロックバスターになるとの声も出ている。 「ザイエンス」も世界第二位の薬剤ステント市場である日本で初登場第一位の売り上げ実績だった。私見では業績絶好調。むしろいかに「ヒュミラ」への業績依存度合いを薄めるかに苦心する皮肉な結果になっている。「ヒュミラ」が売り上げの30%にも達する。
米国株の上位4銘柄がこの状況で、ドルベースでの年初来の貯金を使い果たし、為替ベースでも円高でトータルでもマイナスに沈んでしまいました。
今日はこの中でアボットラボを落ちるナイフかどうかわかりませんが、どうせ夏には10%程度増配が確実な勢いでもあるため、買いに出ました(取得平均株価ベースの配当利回りがたぶん4%ぐらいになるはず)。今年の第一目標は配当株の押し目買い。第二目標は米銀株の買い。後は祈るばかり...。運が良ければ月末はもうちょっとましな数字になるでしょう。 結局最後は運任せ。
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