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カテゴリ:投資成績
8月の雇用統計発表が9月3日でしたので、それ以降10月1日までの期間で集計しています。9月単月のS&P500の上昇率は8.8%もありましたが、9月1日から3日までの三日間で5.3%も上昇している点に注目!9月1日に一気に2.9%上昇していました。 マーケットのタイミングを見計らう難しさが見えますね。 YTDで円高が10%も進行しています。これが響いています。S&Pには結構アウトパフォームしているのですが...。 日本株も主力銘柄(JTと朝日インテック)がパッとしないためダメですね。ピジョンにも痛い目にあった。TOPIXの水準はドバイショック時並み。唯一REITががんばっています。米株も配当利回りの高い銘柄に資金がシフトしているようです。 年初来の上昇率で フィリップモリス 15.27% アルトリアグループ 21.14% もあります(金利や配当のないゴールドに投資するのが馬鹿らしくなります)。
2番底懸念は後退しましたが、だからと言って、それほど楽観的になれる状況とも思えませんが、運用難なのでしょうか? 米インフレ率>短期金利の状況が続く実質金利ゼロの現状で、引き続き金融相場という感じですかね。 注目していたケースシラーは踏ん張っているという印象で、欧州の不穏な状況とともに、この強気相場ではもみ消されています。
銘柄異動 売りも買いもなしでした。 弱含みを想定していたので、グングン上昇する相場に呆気にとられてひと月が過ぎました。 少し休んでおります。
10月に向けて 基本的には休みで行きたいところですが、買い増しを検討している銘柄がストライクゾーンに入っていますので、買っていく可能性もあります。
3Q決算ですが、昨対でEPS30%アップと言われています。たぶんEPSの結果より、売上高の予想とか、4Q見通しが市場のコンセンサスとあっているか否かで株価がブレそうな印象です。 ゴールドマンの予想がドンドン下がっていますが、あらかじめ低めで予想して、実際の発表がそれ以上だと、盛り上がっちゃうのでしょうかね。
M&Aが活発で、結構大盤振る舞いなディールも目立ちます。日本企業は相変わらず乗り遅れ気味に映ります。今なら円高でガバッと買収する好機です。
「アジアの成長を取り込める位置にいるから日本企業が有利」という「定説」?をよく聞きますが、物理的な距離では日本は近いのでしょうが、精神的な距離は欧米企業より遠く映ってしまいます。
あちらの中国、インド戦略は日本企業よりもっと、もっと、もっとスピーディーで大胆です。テレカンを聞いていても新興国を口にしないCEOがいたらそいつはCEO失格です(アルトリアグループは例外ですが)。 HSBCやシティグループは中国企業のアフリカ進出支援の強化やウォルマートでもアフリカ圏のスーパーの買収に動くなど、ますますグローバル化のスコープが広がっています。
資本の力では残念ながら、欧米企業と日本企業とでは大人と子供ぐらいの差がついてしまっているのですが(動かす金額が大体一桁日本は小さい)、(一部の産業を除き)危機感が薄いように映ります。
応援よろしくお願いします。
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Last updated
2010/10/02 04:21:44 PM
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